ウルトラでは珍しいビーストヒューマン

 ウルトラマンネクサスに登場するビースト・ノスフェルは、殺害
した人間に自らのビースト細胞を移植してビーストヒューマンと
して操る特性を持つ。

 ビーストヒューマンの存在は孤門がナイトレーダー入隊以前に
溝呂木眞也がダーク・メフィストと遭遇するEPから既にあった
わけで、当然ながら既に人間ではないため射殺もしていたのだが
通常の人間の姿で襲撃されると対処に一瞬の遅れがあり不利な状
況に追い込まれるわけだ。

 ノスフェル編でビーストヒューマンにされた山邑兄弟の両親は
腕がノスフェル同様カギ爪に変形して武器として使えるように
なっていたし、子供を人質に取るという狡猾さも併せ持ち有利に
戦いを進められるように進化した。

 ナイトレーダーもビーストヒューマンの存在があるからディバ
イトランチャーのような火器だけでなく、格闘戦にも対処できる
ように訓練されていたのだが子供を人質に取られるというのは想
定外だったのだろう。

 ちなみに殺害した人間をビーストヒューマンとして操るビース
トには姫矢が最初に遭遇して戦ったガルベロスがいて、こちらは
ゾンビのような雰囲気だったしディバイトランチャーを強奪し
ようとするなど知的な行動を取る事もある。
 
 ビーストヒューマンのような存在を作る敵というのはウルトラ
では珍しく、この存在は放送短縮されてなければもう少し活躍し
ていたのかもしれない。

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