超獣の概念を見事に表現したベロクロン

 今日からBS-11で始まったウルトラマンエースの第1話に登場したのがミサイル
超獣ベロクロン。
 
 エースでは異次元人ヤプールという仮面ライダーのショッカーのようなレギュ
ラー悪役が登場し、彼らが送り込むのが怪獣より強いとされる超獣と呼ばれ宇宙
怪獣に地球上の生物を合成させて作ったものでベロクロンは宇宙怪獣とサンゴを
合成させたといわれている。
 
 第1話に登場した敵はシリーズを代表するキャラが多くウルトラQのゴメス&リトラ
から始まりウルトラマンではベムラー、帰ってきたウルトラマンではアーストロン、
タロウではアストロモンス、レオではレッド&ブラックギラスとセブンに登場した
クール星人以外はインパクトの強いキャラばかり。

 そういう中でもベロクロンの存在感は際立っている。
 
 口から火炎放射というのは よくあるのだが口の中や全身の突起物の中にミサイ
ルを装備しているというのが最大の特徴で、更に手からは敵の動きを止める金縛
りのリング状光線を発射したりと武器の数も際立っているまさしく地球を破壊する
生物兵器という感じなのだし身長が55mで体重は4万5千トン近いで重量級の
ビジュアルだから以後に登場した超獣よりも大きく感じてしまうので本当に強そうだ。

 そういう意味では‘超獣は怪獣よりも強い’という概念を体現した感じだし、実際に
帰ってきたウルトラマンの第1話に登場したアーストロンは口から出すマグマ光線
のみだったのと比べれば一目瞭然だっただろう。

 悪役が魅力的でなければヒーロー作品は面白くないと言われるが、まさしくウル
トラ史上1話に登場した敵の中でも最も強そうな敵だというのは頷けると思うのだ。
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