TACって けっこう緩いチーム?

 昨日からウルトラマンエースが始まり第1話の「輝けウルトラ5兄弟」を息子達と
見たのだが、TACについて突っ込みどころ満載のネタが多々あった。

 そもそも福山に出現した超獣ベロクロンに対し20機以上の戦闘機部隊が
攻撃をかけるものの当然のように殆どダメージを与えられずに壊滅するのだが、
ナレーターの岸田森が‘地球防衛軍は全滅した’と言うのには息子達ですら
‘あれで全滅?’と唖然としていたのだ。

 全滅した地球防衛軍に代わって結成されたのがテリブルモンスター・アタック・
クルー通称TACで、富士山麓に基地を持ってエースに変身する北斗星司と南
夕子を含めた7人のメンバーで結成された。

 問題なのが入隊前はパン屋だった北斗や看護士だった南が あっさりTACアロー
を操縦してテストに合格していた事。
 2人は直前にエースの力を授かっていたので・・・・とフォローできるかもしれない
が、こういう特殊チームの入隊資格は せめてセスナ機の免許を持っているなどが
ないと最新鋭の戦闘機の操縦など無理ではないか。

 更に東京に現れたベロクロンを迎撃するのに山中と吉村がアローで、北斗は今野
とTACスペースで出動する命令を受けるのだが何と今野は出動前に尿意をもよ
おし北斗に待ってもらおうとするものの北斗は待ちきれずに1人で出動してしまう。

 TACパンサーで出動する竜隊長以下 美川と南隊員の所に置いてきぼりをくった
今野が‘トイレに行っている間に北斗から置いて行かれた’と釈明するのだが、
ハッキリ言って北斗・今野両名は叱責されても仕方ないだろう。

 北斗は新人だから先輩隊員の今野と2人乗りのスペースで出動するように言わ
れたわけだからトイレに行った今野を置いて勝手に出動するのはおかしいし、今野
も出動前にトイレに行きたがるなど言語道断だろう。

 しかも吉村・山中隊員のアローは殆ど命中弾を与えられずに被弾して撃墜され、
北斗が最もスペースで粘って口内のミサイルに直撃弾を浴びせるなど善戦して
いるのだ。

 その様子を見ながら‘北斗新隊員も なかなかやりますな’と感心するし、山中は
‘あれぐらいで挫けませんや’と言って撃墜されたにも拘わらず高笑いするなど緊張
感ゼロのような感じだ。

 前シリーズのMATは岸田隊員を中心にピリピリしたムードがあったのと対照的で
当時 大いに面食らった事を覚えている。
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コメント
 
 
 
脱出TAC! (柴田真紀)
2010-12-14 02:17:23
 やたら「脱出!」が出ますからねー。
 市街地上空で脱出して、どーすんだっつーの!

 そして竜隊長の必殺、
「キミは疲れているんだ。休暇をとりたまえ」
 も出ますし。

 『エース』の前編って、このイメージがやたらに強いんですよ。
 これから、ガランの清水紘氏、サボテンダーの近藤正臣氏と桜木健一氏(高品格氏も)、カウラの蟹江敬三氏、ブラックサタンの富川夫氏、キングカッパーの細川俊夫氏と、ゲストは豪華なんですけどねー(こういう回だけ、ビデオに残してあるワタシ)。
 
 
 
個性的なゲストを (こーじ)
2010-12-15 00:01:22
>柴田真紀様
 ホント個性的なゲストが多いですよねAは。
 特にガラン編の清水紘はメビウスでヤプールの人間体を演じてましたから、子供達に教えてやろうと思いますよ。

 市街地で墜落すると超獣に暴れさせていた方が被害が小さいのではと思うケース多いですよね。
 
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