なかなか意義深かったドヘニーとの防衛戦


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20240903-0348

 昨日有明アリーナで行われた4団体統一Sバンタム級タイトル
マッチで、王者の井上尚弥は挑戦者TJ・ドヘニーを7RTKOで破り
2度目の防衛に成功した。

 試合は7Rにドヘニーが腰痛を訴えギブアップした形で、勝った
井上や観客も消化不良のような結末だったため微妙な感覚だった
し挑戦者のドヘニーが37歳というベテランだった事もあり5月の
ルイス・ネリ戦に比べると盛り上がりに欠ける感が強かった。

 とはいえ個人的にドヘニー戦は3つの課題をクリアしており、
そういった意味でも意義深い防衛戦だったと思う。

 まずドヘニーはリバウンド名人で実際、昨日は11㌔も増量して
臨んでいる。

 Sバンタムのリミットが約55㌔だから昨日のドヘニーは66㌔で
ウエルター級の体重で戦っていたわけだが、フェザー級で戦う場
合はそういった相手と戦う可能性があるので基本的に圧倒できた
のはよかった。

 続いて前戦のネリ戦で立ち上がりにダウンした反省を生かせる
かだったが、今回も左に強打を秘めたドヘニー相手に慎重な形で
スタートしダメージを負うような被弾がなかった。

 そして12月にもう1試合行うためにダメージを負わない戦いと
いうのが求められたわけで、そういった要素も含めて全てクリア
できたのだから意義深い一戦だったろう。

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