最近の我が家の仕事始めは昨日1月4日からだが、修行先の福岡
や蒲田は基本的に1月5日からだった。
とりあえず1月4日というのは修行先に戻る日になるので正月休
みモードから仕事モードに切り替える貴重な1日だったわけで、今
から30年前の1月5日は蒲田での営業開始前に師匠が年頭の挨拶
をして営業終了後に新年会を行う事を伝える。
そして営業終了後に本店でスタッフを集めての新年会が始まるわ
けだが、この会の特徴はアルコールが入って程なくすると正月休み
の行動報告会になるのだ。
‘何日に〇〇に行った’などと1人づつ報告するのだが‘彼女(彼
氏)とは?’などとみんなからのツッコミが入るため、特に入店し
てからのキャリアの浅いスタッフは戦々恐々となる。
ちなみに私の場合は報告しても‘だいたい想像がつく’‘予想通り’
という反応で面白味がないらしい。
我々の業界では忘年会はない代わりに新年会があったのは年末に
忘年会を行っても慌ただしいのに対して、年明けはゆっくりしてい
るので時間も取れるし年頭の挨拶をする事で正月モードを吹き飛ば
すという事もあったのだろう。
そして正月休みの活動報告をする事によりスタッフ達同士が打ち
解ける事ができるわけで、大晦日の打ち上げではできないものでは
ないかと思うのだ。
もっとも新年の理想的な日程は今年のように週末から始まり1日
か2日営業して休日があると、その休日が正月モードから通常モー
ドに切り替わるリハビリデーになるので個人的には嬉しかった。
こうして今年も本格的に始動するわけだ。