バルセロナがクラシコで逆転勝ちし優勝に望みをつなぐ

劇的展開のクラシコ!! シーソーゲームを終わらせたのはメッシの左足!! バルサが逆転優勝に望みを繋ぐ!!《リーガエスパニョーラ》

 日本時間の今日早朝にマドリードのサンチャゴベルナベウで行わ
れたサッカー・スペインリーグのレアル・マドリード対バルセロナ
の‘クラシコ’は、終了間際のラストプレーでリオネル・メッシが
決勝ゴールを決めるという劇的な形で3-2で勝ちレアルが1試合未
消化ながら当該チーム直接対決の結果から首位に立った。

 試合前の予想では12日のバイエルン・ミュンヘン戦で右足ふくら
はぎを痛めたギャレス・ベイルが復帰したレアルに対して、バルセ
ロナは3トップの一角であるネイマールを出場停止で欠いているし
レアルのホームという事もあってレアル有利と思われた。

 実際32節までレアルが1試合消化が少ないにも拘わらず勝ち点3の
差を付けているし、14節にバルセロナで対戦した時には終了間際に
レアルがセルヒオ・ラモスのゴールで1-1と引き分けに持ち込んで
いる。

 試合は序盤にレアルが10分過ぎからはバルセロナがボールを支配
する展開になるものの28分にレアルがCKからの流れでセルヒオ・
ラモスのシュートがポストに当たったボールをカゼミーロが押し込
んで先制すると、バルセロナも33分にPエリア近くでイヴァン・ラキ
ティッチのパスを受けたメッシがドリブルで持ち込んで決め追い付く。

 後半に入るとレアルがペースを掌握しトニ・クロースやカリム・
ベンゼマらのシュートをGKテア・シュテーゲンの好セーブで凌いで
いたが、73分にPエリアの右でパスを受けたラキティッチがミドル
シュートを決めてバルセロナが勝ち越すと77分にはセルヒオ・ラモ
スがメッシに対して危険なスライディングタックルで一発退場とな
りバルセロナ断然有利になると思われた。

 ところが10人になったレアルは87分に左サイドから送ったクロスに
ハメス・ロドリゲスが合わせて追い付く。

 このまま引き分けでも優勝に近づくレアルだったがバルセロナは
終了間際に右サイドからドリブルで上がったセルジ・ロベルトから
ジョルディ・アルバにボールが渡ると、後ろから走り込んで来たメ
ッシにパスが通りPエリア内に侵入するとゴール右隅に流し込んだ
直後に試合終了という劇的な幕切れになった。

 互いに いいところを出し合うというクラシコならではのスペク
タクルな展開だったが本来なら10人になったレアルは引き分けOK
だったにも拘わらず、ホームという事で勝ち越しを狙ってカウンタ
ーを食い決勝点を許したのだから悔しい負けではあるだろう。

 ただしレアルは1試合消化が少ないので優勝に向けては有利だと
いうのは変わらないのだが、次節が中2日でアウェーだから今日の
負けがどういう影響を及ぼすか注目だ。

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