2017選抜高校野球,第4日

福井工大福井 41年ぶり選抜初戦突破!強豪・仙台育英に逆転勝ち

 大会4日目の注目カードは地区大会優勝校同士の対戦となった第
1試合の福井工大福井-仙台育英戦で、左腕エース長谷川を擁する
育英と強打を誇る福井打線の勝負となる。

 第2試合は昨年春夏ベスト4の秀岳館に高田商が挑む形で高田の
左腕・古川が変化球で強打の秀岳館をどこまで抑えられるか。

 第3試合は夏春連覇を狙う作新学院に四国大会準優勝の帝京五と
いう顔合わせだが、帝京とすると継投で作新の攻撃を凌いで5点以
内の勝負に持ち込めれば勝機も。

 第1試合:福井工大福井 6-4 仙台育英

 1回に育英は1番がヒットで出塁し3&4番の連打で先制すると、
なおも2アウト3塁から5番のタイムリーで2点を先行したのに
対し3回までランナーを出せなかった福井も4回に4番の2ラン
で追い付く。

 6回に福井が1番の2ベースから1アウト3塁のチャンスを潰す
と、育英は その裏にエラーで出塁した先頭の1番が2塁に進み2
番のバントヒットでチャンスを広げ3番の犠牲フライと5番のタイ
ムリーで2点を勝ち越す。

 しかし福井は8回に9&1番の連打の後2番のバントが併殺になる
ものの3&4番の四死球で満塁から5番のタイムリーで追い付くと、
9回に1アウトから8番がヒットで出塁し盗塁と牽制悪送球に暴投
で勝ち越し1番が歩いて盗塁の後に2番のタイムリーで6点目を挙
げ勝負を決めた。

 7回まで完全に育英ペースだったし8回のノーアウト1・2塁でも
バントを併殺に討ち取った時点で勝負あったかに思われたが、2番
への死球で福井が息を吹き返した感じで追い付かれた後は完全に流
れが行ったので何とも惜しまれる2番への死球だった。

 第2試合:高田商 1-11 秀岳館

 3回に9&1番の長短打で先制した秀岳館は5回にも8番のヒット
と相手ミスからチャンスを広げ1番からの3連打で4-0とすると、
更に四球とエラーで満塁から7番の満塁HRで一挙に7点を挙げて
勝負を決めた。

 高田は6回に2アウトからエラーで出た2番を3番の2ベースで
1点を返したものの、3つの併殺など攻めがチグハグで大敗した。

 第3試合:作新学院9-1 帝京五

 1回に作新は1番がヒットで出塁し2番が併殺に倒れたが3番が
歩くと4番の3ベースで先制し、更に5&6番の短長打で3点を先行。

 3回にも4番がヒットで出塁すると2アウト後7番以降の3連打で
2点を追加するなど攻撃の手を緩めず、12安打に11四死球を絡めて
9点を挙げ快勝。

 帝京は2回に4&6番のヒットで1アウト1・3塁からスクイズ空振
りで3塁ランナーが刺され、7回にも2安打と死球で2アウト満塁を
逃し9回にようやく2アウト3塁から7番の2ベースで1点返すのが
やっとだった。

 2回のスクイズが決まっていれば少しは流れも変わっただろうが、
攻撃力の差はいかんともしがたかった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« やはり池中玄... 2017選抜高校... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。