キック技による決め技の元祖・ミラーキック

 今から50年前の昨日72年6月18日にOAされたミラーマン28話・
キーラゴン編でミラーマンは腕を負傷したため光線技を使用でき
ず、ミラーキックという新たな必殺技を使ってキーラゴンを倒す
のだが巨大ヒーローがビジュアル溢れるキック技が初めて披露
されるEPになっている。

 このEPでミラーマンはインベーダーからの徴発を受けて変身し
敗れるだけでなく、尻尾の攻撃で腕をやられ光線技が使えなくな
り更なる徴発を受けて命を懸けて戦いに挑むという展開になって
いた。

 考えてみれば、これまで巨大ヒーローの決め技にキックは見な
かった。

 基本的に仮面ライダーのような等身大ヒーローは光線技を使う
と、光学合成に予算がかさむので跳び蹴りのようなキック技が決
め技のメインになる。

 一方で巨大ヒーローは時間制限があるケースが多く、光線技が
決め技というケースが多い。

 光線技を使う時はスペシウム光線をはじめ発射アクションでは
腕を使うので、腕をやられると光線技を使いづらくなるというの
は盲点だった。

 そこで巨大ヒーローの格闘では痛めつけ技だったキックを必殺
技として使用するのに発光させるというビジュアルアイデアを付
けたのがミラーキックだろうと思うし、このアイデアが2年後に
光線技ではなく体術で勝負するウルトラマンレオの必殺技・レオ
キックにつながるのかと思うとミラーマンの凄さを実感する。

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