初の退役メカ・セブンガー

 ウルトラマンZの防衛チーム・ストレイジは他の歴代防衛チーム
と違う点は特殊戦闘機を持たずに、特空機といわれるロボット兵器
を対怪獣用に流用している。

 当初はセブンガーのみで戦っていたのだが4話から2号機として
ウインダムが
登場し、9話で地球を襲撃しZに敗れたキングジョー
の残骸を回収して作ったキングジョーストレイジカスタムが3号機
として11話から投入される。

 そこでセブンガーは14話で開発から5年が経ち歴戦のダメージや
老朽化にキングジョーが投入され主力化された事から、退役し特空
機PR活動用として地球防衛博物館に展示される事が劇中で語られた。

 考えてみると兵器というのは日々新たな開発が行われアップデー
トされていくわけだから、これまでのウルトラなど円谷作品に登場
する防衛チームの戦闘機などがバージョンアップされないというの
は物語の中の時間が1年ほどという設定だったからか行われなかった。

 また特殊戦闘機の場合はオモチャメーカーの商品なので変更した
りしづらいのだろうが、今回のようにロボット兵器の場合は新兵器
の投入はやりやすいという事になる。

 基本的に戦闘機というのは高速で飛ぶ敵を相手にするのが本来の
役割でゴジラのような怪獣と対峙するには戦闘機よりも戦闘ヘリの
方が火力的にも向いているし、実際ウルトラマンガイアに登場する
XIGファイターには高山雅夢の開発したリバルサーリフトの能力で
戦闘ヘリのようにホバーリングして根源的破滅招来体と戦うシーン
があった。

 ところがウルトラマンZでは正面から戦うロボットが投入される
ので特に1号機のセブンガーは接近戦を得意とするタイプだったの
だが、活動限界時間が3分というのは使用に限界が来ていた事にな
るから万能系の
キングジョーが投入されると退役というのは当然
という形になるのだろう。

 まぁ歴代の防衛チームは番組が変わる度にチームも変わっていた
ので、使用される戦闘機が引き継がれる事もなかったのだから今回
のセブンガーが退役第1号という事になる。

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