井岡一翔、ニエテスを完封し5度目の防衛成功!


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp0-220713-202207130000807

 今日大田区総合体育館で行われたWBO:Sフライ級タイトル
マッチで王者・井岡一翔は、1位のドニー・ニエテスに3-0の
判定勝ちで5度目の防衛に成功した。

 試合は立ち上がりから両者距離のせめぎ合いとなり井岡が鋭
いジャブで突き放すのをニエテスも右クロスで距離を詰めよう
とする展開で進むが、後半の6Rあたりから井岡の左フックも当
たり始めニエテスは8Rに右目尻を10Rには左目尻を井岡のパン
チでカットして出血。

 こうなると完全に井岡の距離になりワン・ツーが次々とヒッ
トしニエテスが時おり放つアッパーにはヒヤリとさせるものの、
危なげなく試合は進み最終Rのゴングを聞き117ー111、118ー110、
120ー108の大差判定で18年以来の再戦でリベンジを果たした。

 両者は18年の大晦日にマカオで対戦し僅差の判定でニエテスが
勝って井岡より一足先に4階級制覇していたので、今回は再戦と
なるわけで両者の学習能力が問われる一戦となった。

 もっとも前回は井岡がブランク明けという事もありニエテスの
巧みな接近戦に持ち込まれ、ジャブに被せるクロスや接近しての
アッパーがジャッジにアピールしたようで僅差でニエテスに軍配
が上がっていた。

 あれから半年後の19年6月うbニエテスが返上したタイトルをアス
トン・パリクテとの決定戦に勝ってから指名試合を含めた強豪相手
の防衛戦をこなしているのに対し、ニエテスは2年のブランクの後
2試合ばかり格下相手に勝っているものの40歳という年齢を考量す
ると井岡有利は動かないだろうと思っていた。

 予想の多くは6Rまで膠着状態が続くも7Rあたりから井岡がペース
アップして突き放し判定勝ちというものだったが、まさしくその通
りの展開で完勝したわけだ。

 試合後の井岡の顔を見ると被弾してないような試合前と変わらな
い状態だったので、これこそが井岡ボクシングの本領発揮というヤ
ツだろう。

 KOや打ち合いだけではないボクシングの奥深さを見せつけてくれ
る試合ぶりは井岡ならではで、個人的に今日のような展開も十分楽
しめるものはあった。

 陣営も井岡のモチベーションを保つためにも他団体王者との統一
戦を画策するべきではないかと思うのだが。

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