柏、サントスに1―3で敗れる…クラブW杯(読売新聞) - goo ニュース
クラブW杯のSファイナル1試合目が豊田スタジアムで行われ、開催国枠で
出場の柏は南米王者でブラジル代表のサントスに1-3で敗れて3位決定戦に
回ることになった。
サントスを見ていたら決して本調子ではない感じだったが、やはり自力の差は
あると思ってしまう。
立ち上がりから柏が攻めていたものの決定的なシーンはなく、4分にネイマー
ルのシュートがポストを叩くなど早くも‘サントス強し’のイメージの中で19分に
ネイマールのミドルシュートが決まってサントスが先制すると5分後にはボル
ジェスのミドルシュートが決まって2-0とリードを広げる。
後半に入り54分に酒井がCKからヘッドで決めて1点を返すものの約10分
後にFKを決められて3-1と突き放されて終わった。
スコア以上に力の差はあった感じだが柏にとって気の毒だったのが日程。
Jリーグの優勝争いが最終節まで もつれ込み12月3日に浦和にアウェーで
勝って優勝を決めると中4日で初戦のオークランド戦を戦い、中2日で格上の
モンテレーとPK戦まで もつれ込む死闘を演じて中2日でのサントス戦だった
のだ。
11日間で4試合だから選手達の消耗度もケタ違いだろうがクラブ史上初の
リーグ優勝した勢いにサントスという南米の名門と戦えるというモチベーション
で臨んだというのがよく分かるし、それを実感したのがレアンドロと栗沢がイエ
ローカードを貰ったため3位決定戦は出場停止になってしまった事。
ベスト4に入ったので少なくとも もう1試合 戦う事になれば コチラでもベスト
メンバーで戦いたいはずだが、先の事を一切考えずサントスに勝つ事だけに
集中していたのが分かる。
負けたけど見て面白い試合だったことは確かだから、これを来年への糧として
欲しいものだ。