母の日と卵焼き

　昨日は母の日という事で昼食のおかずに、娘が焼いた卵焼きが追
加された。

　我々が子供の頃は母の日の夕食に私がサラダを作ったり妹が何が
しかの料理を作っていたわけで、娘もここ数週間日曜の昼食毎に卵
焼きを作っていたのだ。

　もともと娘は幼稚園の頃から卵焼きが大好きだったので毎日のよ
うに弁当に入れていたから‘そんなに好きなら自分で作ってみるか’
と中学になった頃に言っていたのだが、当然ながら最初の頃は失敗
する事もあるものの‘そういった時はスクランブルエッグ’にという
事で作らせていたのだ。

　やはり何事もやっているうちに上手くなっていくわけで、一番悪
いのは失敗を恐れてチャレンジしない事だろう。

　卵焼きといえば娘が生まれた頃に女房が実家に帰った一方、長男
は幼稚園に通っていたので私が弁当を作っていたのだが卵焼きは必
須のおかずになるので私も度々作った経験がある。

　卵料理といえば個人的には小学校5・6年あたりからハムエッグが
好きだったので目玉焼きを度々作っていたのだが、卵焼きに関して
は母親などが作るのを見よう見まねでやってもなかなか上手く行か
ずスクランブルエッグになる事があったのを思い出す。

　だから長男の弁当には3日あれば2日は卵焼きを作って入れていた
ので作っているうちに何とか上手くできるようになったのを思い出
すのだが、それを考えると娘が毎週作る卵焼きは徐々に上手くでき
始め最近では娘が好きなチーズ入りの卵焼きまで上手くできるよう
になっている。

　やはり好きこそ物の上手なれという言葉があるように、好きな料
理を作る事から料理に興味を持ち徐々に上手く作っていけるように
なるのは微笑ましいものだと思う。