リオ五輪をかけた競泳日本選手権が開幕! 33歳北島康介は5大会連続出場なるか?
リオ五輪イヤーの今年は先週末の柔道などをはじめ、いよいよ
代表選考会がたけなわになってきたが今週は競泳の代表選考レー
スを兼ねた日本世主権が今日から始まる。
辰巳国際水泳場で7日間にわたり開催される日本選手権は五輪と
同じ日数で行われるし、決勝で水連が設定した記録をクリアして
上位2位までに入らないと代表に慣れないという厳しい大会になっ
ており水連の設定タイムも五輪本番で決勝に残れるタイムという
もの。
だからレベルの高い種目になると設定タイムをクリアしても
2位以内に入らないとダメだし、2位に入っても設定タイムをク
リアできなければダメというわけだから選手達は大変だ。
この方式をアテネで採用し始めてから日本の競泳陣がメダルを
毎回獲得できるようになっているのだから、陸連がマラソンで
コレをマネして設定タイムを作ったものの同じ条件の会場で行う
水泳と全く違う条件で走るマラソンでは競技の性質が違うので
意味がなかったわけだ。
とりあえず競泳競技に至ってはこのシステムがフィットして
いるようで、個人的にも分かりやすく大いに賛成である。
逆にいえば実績が関係なく今回の北島康介のようにこの大会
一本に絞って調整してきた選手も出場可能というのだから、余
計に面白いし実際初日の今日行われた100m平泳ぎ準決勝で全体
の1位で決勝進出をし明日が大いに楽しみになってきた。
五輪前にこういった真剣勝負を勝ち抜いて出場すると我々も
選手の名前と顔が一致するし、レースぶりからも活躍が期待で
きるのでこの大会は絶対に見逃せないのだ。
明日から日曜日までの6日間が大いに楽しみである。