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大相撲九州場所、初の生観戦から30年

 今から30年前の今日82年11月22日は初めて大相撲九州場所を生観戦した
日である。


 ちょうど30年前は私が福岡市で理容師の修行を始めた年だったのだが従来
から祖母が‘相撲を生観戦した事がない’という話を聞いていたので升席を購入
して祖母と両親を相撲観戦に招待しようと考えたのだった。


 前年から大相撲九州場所は九電記念体育館から現在行われている福岡国際
センターに会場移転してキャパが広がったため、行く日が‘谷間’の9日目という
事もあって それなりの席が購入できると考え売出しから3日目の10月4日が
月曜日で祝日だったので自転車を走らせて国際センターまで行くと2番目に
安い升席が1つしか残ってないのだ。


 1つ前の人が‘○日目なんとかできない?’と窓口の親方に親しげに尋ねると
‘それじゃ○○さんに当たってみましょうかね’と応えていたので‘9日目の升席の
残りはこれだけですか?’と尋ねたら‘これを見て分からんか!’とでも言いた
げにチケットの残りが表示されたボードを乱暴に叩いて睨み付けられたのだから
驚いた。


 残念ながら当日オヤジが発熱しオフクロと祖母の3人での観戦になったの
だが‘升席が国際センターになってから広くなった’という話を聞いていたわり
には3人座ると既に窮屈でオヤジが来ていたら とてもじゃないが長時間座れ
ない代物だった。


 それまで相撲観戦はTVでしか見ていないので‘イス席などで見たら豆粒
ぐらいにしか見えないのでは’と思っていたら意外にも普通に見られたので
安心したし、祖母やオフクロは喜んでくれたものの‘今回限りで十分’と言われ
たので翌年からはイス席を購入して観戦する事にしたのだった。


 ちなみに会場での生観戦で気付いたのは年配者ばかりと思っていたら意外
に若い観客が多く、土俵入り前に通路奥で控える力士達を実際に見ると思った
より背は高く感じなかったので驚いたのを覚えている。


 当然ながら力士達を写しまくったのだが本来は入られないどころか覗き込みも
されない東の支度部屋のドアが開いていたので奥の方で控える横綱・北の湖を
撮影する事ができたのは嬉しい誤算だった。


 この日は北の湖・千代の富士といった両横綱をはじめとした上位陣は全て
勝ったのだが、会場が一番盛り上がったのが若島津の登場で会場全体が異様
な熱気に包まれ勝ったと同時に優勝したかのような盛り上がりだったのが印象
深い。


 当時の若島津は東関脇の大関候補でこの場所12勝3敗で技能賞を獲得して
いたのだが、それから30年経った今年の九州場所で若島津の弟子である福岡
出身の松鳳山が会場の大歓声をバックに今日は勝ち越しを決めたのも何かの
偶然かもしれない。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
二子山の茶屋 (雪男)
2012-11-22 23:00:43
からマスセキ買って親子3人で4万とられたとか土産物つきだけどね
テロ朝のダイジェストにオヤジが映ってた(笑)
小学生の頃の話
 
 
 
まさしく・・・ (こーじ)
2012-11-24 00:21:27
>雪男様
 まさしく古きよき昭和時代という感じですね。
 
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