ラグビーW杯、予選プール第1節を終えて思う事

 9月20日開幕したラグビーW杯は昨日で予選プールの第1節を
終えて、出場20カ国中16カ国が初戦を戦った。

 嬉しい事に日本戦以外にもプールBのニュージーランド-南アフ
リカ戦や日本と同じプールのアイルランド-スコットランド戦など
も地上波中継があり、それなりの高視聴率を記録したとの事で日本
戦以外でも好カードは数字が取れるという事を証明している。

 さて今大会は予選プールにはティア1といわれる8カ国が2カ国づ
つ入っており合計でティア1同士の対決が4カードあるのだが、
そのうちの2カードが第1節に来たしサッカーなら両国が談合した
かのような引き分け試合があるがラグビーは引き分けに持ち込むと
いう概念はないので1位通過をかけて面白い勝負になる。

 ニュージーランド-南アフリカやアイルランド-スコットランド
のようなティア1同士の試合だけでなく、オーストラリア-フィジ
ーやフランス-アルゼンチン戦のようにティア2の国がティア1の
国に対し‘あわや’と思わせる試合があったのは期待以上だった。

 結果的にボーナスポイントの勝ち点1を加え5を取ったのは日本と
アイルランドにイタリアやイングランド、ウェールズとオーストラ
リアの6カ国。

 イタリアやウェールズは日本同様ナミビア相手だったので勝ち点
5は必須だが、アイルランドがスコットランド相手にBPまで取った
のを見ると一時は世界ランク1位だった実力はダテではないと思う
のだ。

 もっともアイルランドはBPを挙げたとたんにケガを抱えたハーフ
団を交代させたし、スコットランドも早めにハーフ団が交代するな
ど先を見据えた展開は予選プール初戦ならではのもの。

 一方アルゼンチンは1PC差の2点差で敗れたため7点差以内の負け
に与えられるBP勝ち点1を獲得したのは、イングランド以下の国に
してみると不気味だろう。

 とりあえず順当な結果でスタートした予選プールだが先述したよ
うに敗れたとはいえフィジーやアルゼンチンの健闘は素晴らしく、
日本を苦しめたロシアや後半は馬力を上げて来たジョージアのよう
に見せ場を作ったチームが目に付いた。

 第2節は前節で試合がなかったサモアやカナダ、アメリカにウル
グアイが登場するのだがフレッシュな状態で来る彼らに、ロシアや
フィジーにイタリア&イングランドがどんな試合をするか楽しみだ。

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