「五輪コラム」V3の夢ならず 北島の最初の挑戦は5位に コラム?-?goo ロンドン五輪特集
ロンドン五輪競技2日目の見どころは競泳男子100m平泳ぎで大会3連覇を
目指す北島康介がSファイナル6位から巻き返す事ができるか。
更に柔道では男子が昨年の世界王者・海老沼匡が登場、女子も前回銅メダル
の中村美里が登場し今大会日本初の金メダル獲得なるか。
もう1つが男子サッカーで優勝候補のスペインに初戦で勝った日本が中2日で
モロッコを相手に‘燃え尽き症候群’に陥る事なく、しっかり勝ち点を獲得できるか。
女子柔道の中村美里は初戦が2回戦からで1回戦で勝ち上がってきたのが北京
で敗れた北朝鮮のアン・グムエだから いきなりの強敵との対戦。
リベンジに燃える中村だったが いきなり技ありを取られて追いかける展開に
なり反撃、一旦相手を倒したものの技ありを有効に取り消される。
相手のかけ逃げなどで2度の指導が出たが結局逃げ切られてしまい悪夢の
初戦敗退。
男子の海老沼は初戦こそ一本勝ちで快勝発進したものの3回戦以降相手の
変則組み手に悩まされ延長で勝つと続くQファイナルでは韓国の準好に これ
また手こずって延長で一旦取った有効を取り消されて旗判定に。
ここで3-0でに上がったもののジュリーの判断で判定が覆り薄氷のSファイ
ナル進出だったが、ここで肘を痛めたのも響きグルジアのシャフダトゥアシビリに
隅返しで一本負けを喫した。
3位決定戦ではポーランドのザグロドニクに技ありを取りながら終盤あわや一本
負けの技ありで追い付かれて延長になり最後は大腰で一本勝ちして辛うじて銅
メダルは確保したのだった。
ちなみに この日の金メダルは女子がアン・グムエに男子がシャフダトゥアシビリ
という共に日本選手に勝った2人だった。
女子アーチェリー団体は初戦でウクライナ、Qファイナルでメキシコに勝ちベスト4
に進出しSファイナルで韓国に敗れたものの3位決定戦でロシアに競り勝って初の
銅メダルを獲得した。
サッカーはモロッコ相手に序盤から危ない場面もあったが何とか凌ぎ、84分に
清武からのパスを永井がDFラインの裏に抜け出して飛び出したGKの頭上を抜く
ループシュートを決めて挙げた1点を守りきり連勝でベスト8進出を決めた。
競泳は午前中の予選では女子100m背泳ぎの寺川綾と男子100m背泳ぎの
入江陵介が共にグループ3着で全体4位と5位で通過するとSファイナルでも共
にグループ2着で3位と6位でのファイナル進出。
女子100m平泳ぎは予選では松島美菜がグループ5着、鈴木聡美が2着で
Sファイナル進出したが鈴木はグループ3着でファイナル進出を決めたが松島は
8着で敗退。
迎えた男子100m平泳ぎのファイナルはスタートで遅れを取った北島がSファ
イナル同様、後半も伸びずに かつてのライバル・ハンセンにも敗れて5位に終
わる。
大会前はダーレンオーエンが亡くなったため北島が大本命に挙げられていたが
金を獲得した南アフリカのキャメロン・ファンデルバーグが世界新を叩き出した
だけでなく、3位までが58秒台というハイレベルな争いだったので泳ぎが乱れた
北島に勝ち目はなかったのかもしれない。
日本時間の4:00から始まった体操女子団体予選では公開練習でミスを連発
し不安視されていたが、田中理恵が跳馬で尻もちを付くなどミスもあったが寺本
明日香などの頑張りが効いて6位でファイナル進出を決めた。