ミラーマンは34話から37話まで夏休み特集番組という企画で前後編作が2つ
続くのだが、第1弾はインベーダーがミラーマンとSGMのジャンボフェニックスを
相打ちにさせようと企む。
怪獣スモークネスを送り込んで体から吐き出す毒ガスでマンモス団地である
朝日ニュータウンの住民を虐殺してインベーダーが入れ替り、京太郎にしか自分
達の正体が分からないようにする事によりミラーマンを孤立化させて団地を破壊
させてSGMにミラーマンを攻撃させようとするもの。
冒頭で京太郎はミラーマンがジャンボフェニックスからの猛攻を受けてカラー
タイマーが点滅しシルバークロスでジャンボフェニックスを撃破したものの、
自らもエネルギー時限爆弾で爆死してしまうという悪夢を見る。
翌日マンモス団地である朝日ニュータウンにスモークネスが飛来しマンモス
団地の住人達を背中から吐き出した毒ガスで虐殺して地中に姿を消した。
巨大な飛行物体を感知したSGMはジャンボフェニックスで調査するものの異変
をキャッチできずに京太郎が地上から調査をする事になるのだが、おびただしい
死体を見つけたにも拘らず通りかかった警察に報告すると死体は消えているし
死んでいたはずの牛乳配達の男も通りかかりイタズラ扱いされてしまう。
そこで徹底的に団地を調査すると団地の中で家族全員が犠牲になっているのを
発見し怪獣まで現れるのを見てSGMに報告したためチーフと藤本が調査に乗り
込んだのだが、全く変わらない日常の姿になっていて藤本から京太郎は叱責
される。
汚名を雪ぐために京太郎は御手洗に もう1度調査をする旨を伝え‘インベー
ダーの罠だ’と自重を促す博士の忠告を無視して団地の調査に出かけるのだった。
案の定インベーダーが調査中の京太郎に襲いかかって来るので、やむなくミラ
ーマンに変身して団地を破壊し始める。
急報を受けてミラーマンを攻撃する航空防衛隊や出動したジャンボフェニックス
に御手洗は自重を促すが団地の一角にある街灯から発射された光線で戦闘機が
撃墜されたのをミラーマンの反撃と誤解した藤本は2号機に乗り込んでミラーマン
を攻撃する。
ジャンボフェニックスだけは守らなければと考えたミラーマンは攻撃を受け続けて
倒されたところにスモークネスが出現。
ミラーマンは最後の力を振り絞ってスモークネスをミラクルキックで倒したが力尽
きて倒れ込むが、そこに もう1体の怪獣モグラキングが出現したのだった。