トラウマで いたぶる侵略法

 ウルトラマンネクサスEpisode 13:予知者・イラストレーターでは、ダーク
フィールドで孤門はトラウマに 付け込まれ溝呂木が言うところの‘壊れる’
寸前まで追い込まれる。

 こういったトラウマを利用して幻覚を見せながら主役を追い込む話は歴代
のウルトラシリーズでは珍しかったが、オリジナルビデオ作品である平成
セブンの“EVOLUTION”5部作EPISODE:2 「パーフェクト・ワールド」に登場
したゴドラ星人が やっている。

 他には海外作品である謎の円盤UFOの20話・謎の発狂石でも使われて
いる。

 “EVOLUTION”5部作EPISODE:2では星人達から占拠された地球防衛
軍の極東基地に侵入したウルトラ警備隊員に対してゴドラ星人が特殊な
精神波を流してトラウマから来る幻覚を見せる。

 特にシラガネ隊長は妊娠中だった妻のショウコが通行中の子供を助けて
車にはねられ死亡した日に戻され、苦悩するシーンが出て来る。
 ただショウコから‘例え私が死んでも自分の務めを果たすよう’ と毅然と
した態度で言われて吹っ切れ、同時にカザモリの念動波で精神波を出す
装置が破壊された事で星人の作戦は失敗し最後はシラガネ隊長が星人との
決闘に勝つ。

 謎の円盤UFOでは月面のUFO墜落現場で拾った石が実は持った人間に
幻覚を見せるもの。
 SHADO隊員2人が幻覚を見せられて錯乱し殺し合いを演じてしまう。

 それを持ったストレーカー司令官も幻覚から基地内を徘徊し、離婚した
妻との間に生まれた息子が死ぬ原因になった事故に遭った時のシーンを
見せられたりして動揺する。
 結局ストレーカーは石を破壊して元の世界に戻ってきたのだが、甚大な
被害がもたらされていた。

 こういうストーリーは子供には理解しづらいところがあり、実際UFOの
場合は子供の頃に見てワケが分からなかった。

 やはり こういうのは大人向けならではのエピソードでもあると思う。

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