日本複合陣、価値ある銅メダル


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/sports/jiji-220217F751

 昨日北京冬季五輪のノルディック複合LN団体戦で日本は04リレハ
ンメル大会の金メダル以来、28年ぶりに団体戦でメダルを獲得した。

 正直言って今シーズンの複合日本勢はエースの渡部暁斗が銀メダル
を獲得した過去2回よりも調子が悪く、W杯で1度も表彰台を経験して
ない事から個人戦で銅メダル1つでも取れれば万々歳で団体戦は前半
のジャンプで相当引き離さないとメダルはないと予想していた。

 実際に過去2大会ジャンプでリードを奪ってもクロスカントリーで
接戦に持ち込まれ、最後はゴール前あたりで競り負けてメダルを逃す
というのが定番になっておりエースの渡部暁斗が好調な時ですらこの
パターンなのでジャンプが今ひとつの状況での団体戦は4位に入れれ
ばOKというのが正直な予想だった。

 そしてジャンプで僅差ではあるがオーストリア・ノルウェー・ドイ
ツに次いで4位という結果にはクロスカントリーで突き放されて終わり
という結末が予想されたのだが、競り合いから遅れずについて行ける
のは意外で結果的にアンカーの山本涼太まで競れたというのが大きか
ったと思う。

 今回のクロスカントリーを見ていたらアルベールビル&リレハンメル
の連覇した頃よりも、日本のレベルは上がっていると思うのだ。

 アルベールビルの時はジャンプをNHで3回飛んで成績のいい2回をカウ
ントしていたし、リレハンメルでも2回飛んでいたのが今では1回しか飛べ
ないし以前はK点越えするとクロスカントリーで相当なアドバンテージを
得る事ができていたが今はK点ジャンプを跳ばないとクロスカントリーで
勝負できなくなっている。

 しかも90年代はジャンプでリードできないとクロスカントリーでは勝負
にならないレベルだったのが、今ではクロスカントリー勝負ができるレベ
ルになっているのだから世界も進化しているが日本の進化も相当なものだ
ろう。

 アルベールビル五輪から複合を見始めて今年で30年になるのだが、よく
ぞここまで日本がレベルアップしたと思う。

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