佐藤琢磨インディ500を制す

佐藤琢磨が日本人初優勝=世界3大レースのインディ500―自動車

 F1のモナコGPやルマン24時間レースと並ぶ世界3大モーター
レースの1つである第101回インディ500が日本時間の今日未明
に行われ、日本の佐藤琢磨が予選4位から残り5周でトップに立
ち日本人ドライバー初の優勝を飾った。

 予選4位からスタートした佐藤は一時は17位に後退したものの
残り6周でマックス・チルトンを追い抜くと、3度の優勝経験が
あるエリオ・カストロネベスを残り5周で抜いて追撃を振り切っ
ての優勝だから価値がある。

 佐藤琢磨といえば02年にジョーダン・無限ホンダからF1デビ
ューし08年まで7年間活躍し04年のアメリカGPでは3位に入る
など活躍したが、08年限りでF1から撤退し10年からはインディ
カー・シリーズに参戦し今年で8年目を迎えている。

 12年のインディ500では199周目に2位に上がりファイナルラ
ップでウォールに接触するアクシデントに見舞われ、17位に終
わるという悔しい結果だっただけに今回は5年前の無念を晴らす
事ができたという事だろう。

 インディ500といえば80年代にTBSが紹介し全国ネットで生
中継して知ったわけだが30年前の87年に中嶋悟がF1デビュー
してシリーズにフル参戦すると注目度が下がり、00年代に入る
とTV中継はおろかスポーツニュースでも殆ど扱われなくなって
いた。

 日本人ドライバーもヒロ松下からスタートしF1でも出場して
いた高木虎之介ら9人が参戦していたが、マスコミの扱いが今ひ
とつだったため03年に高木が5位に入った時ぐらいにしか話題に
ならなかった。

 そして佐藤琢磨が12年にファイナルラップまで優勝争いをした
のを最後に殆ど話題になってなかっただけに、今回の優勝は本当
に嬉しいものがある。

 それにしても佐藤琢磨はF1時代のイメージがあるので まだ若
いと思っていたら今年40歳とは驚きで、時の流れの早さを実感
するものだ。 
 
 

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