ラグビーW杯でエディ・ジャパンに望む事

　いよいよ9月18日からイングランドで第8回ラグビーW杯が始まる。

　エディ・ジョーンズHC率いる日本代表は南アフリカ・スコットラ
ンド・サモア・アメリカと対戦するプールBに入り、日本時間の19日
深夜に南アフリカとの初戦を迎える。

　91年の第2回大会でジンバブエとのプールマッチ最終戦を大勝し
出場2大会目にして初勝利を上げ、第3回大会以降の活躍が期待さ
れたものの第3回大会でニュージーランドに17－145という歴史的
大敗を喫して国内のラグビー人気自体を落とす事になった。

　その屈辱を雪ぐため99年の第4回大会以降は強化したものの96年
以降プロ化した世界の進化に追い付けず、03年の第5回大会以降は
1プール4試合になり日本は毎回スケジュール的に不利な対戦順を
割り当てられるケースが続き‘ベストコンディションでなら’と
いう試合も落とす悪循環が続いたのだった。

　07年&11年の第6回&7回大会では元オールブラックスのジョン・
カーワンがHCに就任すると、日程的不利を克服するために2つの
チームで臨み勝てそうな相手にベストメンバーをぶつけるという
戦い方を選択したのだが共にカナダと引き分けただけで勝てずに
批判を浴びる結果となった。

　今回は名コーチといわれるエディ・ジョーンズをHCに迎えウェー
ルズに勝つなど成果を上げて来たし、4年後は日本開催という事も
あって久しぶりに新聞やTVなどのメディアもW杯を取り上げるよう
だから それなりに期待されているという事だろう。

　そんなワケで今回は私もNumberのプレビュー号を購入し、どこ
まで勝てるのか楽しみにしている。

　スコットランド、サモア、アメリカの いずれか相手に2勝できる
かというのが当面の目標だから、何とかクリアして4年後につなげ
て欲しいものだ。