仮面ライダーウィザードに登場するヒロインは1話で晴人に助けられた大門凛子
刑事と晴人と一緒に行動しているコヨミの2人が登場するのだが4話と5話のEP
でコヨミがファントムを生み出した抜け殻で人形のようなものというキャラだった。
‘人形’というキャラはウルトラマンネクサスに登場した悲劇のヒロイン・斎田リコ
を思い出す。
リコは孤門と動物園で知り合った日の夜にノスフェルの襲撃を受けて家族が
惨殺され、リコも溝呂木から殺害されダークファウストという‘操り人形’にされて
いた。
つまり殺害されたリコは未来の光の継承者になる可能性があった孤門を魂の
抜け殻にしてリコ同様操るためにするために闇の波動を注入されて生かされて
いたという形だろう。
だから現在の記憶はあっても過去の記憶がないという状態になっていた
わけで、これは同じく過去の記憶がないコヨミと同じパターンだ。
違うのはリコが闇の波動で生かされていたのに対しコヨミは晴人によって善の
魔力を注入されて生き延びているので、リコがダークファウストへの変身能力が
あったのに対しコヨミにはファントムが化けた人間を見分けたり水晶球でファン
トムの出現を感知できるのかもしれない。
それを考えるとネクサスの設定は他の作品にも生かされている事が分かる。