サッカーW杯を初めてTV観戦して40年

 今から40年前の昨日82年6月14日に、初めてサッカーW杯アル
ゼンチンーベルギー戦の結果を知らずに見た日である。

 試合は前回優勝のアルゼンチンがベルギーとW杯スペイン大会
開幕戦を戦い、79ワールドユース優勝の中心メンバーだったディ
エゴ・マラドーナのW杯デビュー戦という事から興味を持って見
ていた。

 アルゼンチンが押し気味に試合を進めるもののベルギーが巧妙
なオフサイドトラップなどで対抗し前半を0-0で折り返すと、後
半に入った62分にヴァンデンベルグが決めてベルギーが先制。

 そのままベルギーが1-0で勝ったわけで個人的には‘ウソだろう’
という感じで唖然としたのを覚えているが、これこそ今にして思
えばサッカーあるあるの試合展開だったわけだ。

 サッカーW杯に関しては何らかの書籍で、プロが参加するので
オリンピックよりもレベルの高い世界最高峰の大会と記されてい
たので少しばかり興味を持っていた。

 そして78年にアルゼンチン大会決勝アルゼンチンーオランダ戦
の録画中継を見たのが最初だが、既に結果が分かってからだった
のに対し今回は右足親指ひょうそ手術を受けた直後だった事もあ
り結果を知らずに見る事ができたのだ。

 確かこの82年に入ってからだろうがNHKのスポーツアワーでW
杯プレビューをやっており地域予選の様子なども紹介されており、
日本は1次予選で北朝鮮に敗れて敗退が決定した事を知ったぐらい
当時はW杯に対して知名度は低かった。

 ただ3年前の79年に日本で開催されたワールドユースで優勝した
アルゼンチンの中心選手がディエゴ・マラドーナで、前回優勝のア
ルゼンチンが開幕戦を戦う事からアルゼンチンがどんな勝ち方をす
るか?と思いながら見ていたら先述したように敗れたので驚いた。

 ただ会場のバルセロナ・カンプノウには9万を越える大観衆が詰
めかけており、その迫力や試合のレベルはTV画面を通じて凄い大会
と認識できた一方で当時はプロがなかった日本がこんな舞台で試合
する事はないだろうと思っていたのだが20年後に日本で開催される
とは思いもしなかった。

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