ポスターなど しっかり見てもらうには

　先日私が班長を務めている理容組合の幹部会で話し合いをしてい
る時に、正月休みや夏休みの告知ポスターの意味ってあるの？とい
う話になった。

　というのも組合から配布される夏休みや正月休み告知ポスターは
7月下旬と12月中旬に行われる幹部会で配布されるのだが、時期的
に？なのだ。

　早くて8月13日からの夏休みや12月31日からの正月休みの告知な
のだが7月下旬と12月中旬に配布された告知ポスターを貼り始めた
時期にカットに来たお客さんが、盆前or正月前に再び来店する可能
性は皆無ではないかと思うわけで時期的に意味がないという話をし
たのだった。

　たしかに長髪が流行り始める前の60年代までの常連客の来店ロー
テーションは2週間に3度ほどが多かったようだが、今では平均45日
前後のローテで来店されるお客さんが多いのが現状。

　2週間に3度の来店ローテのお客さんなら12月中旬に来店した時に
正月休み告知ポスターを見て年末にもう1度来店は可能だろうが、
現在のような45日ローテのお客さんなら正月休みなどの告知ポスタ
ーが貼られている頃に来店しても夏休みor正月休み明けに来る事は
まずない。

　という事で我が店で告知ポスターを張り出す時は〇日から営業と
敢えて裏に書いて貼るようにしている。

　ちなみに昨年度から小学校の校長先生が学校だよりを拡大コピー
したのを‘目立つところに貼って下さい’と持って来たのだが、細かい
字が多いからか来店するお客さん全く見てないのでテーブルに置い
て手に取ってもらえるようにした方が見る人が増えるという事が
あった。

　いずれもしっかり見てもらってナンボなので、そのためには慣習
だからという事で機械的に行ってはダメだと痛感するのだ。