昨日のボクシング大晦日興行は

内山、3位タイの9連続防衛=高山は初の4団体制覇―ボクシング世界戦(時事通信) - goo ニュース

 昨日は4年連続の大晦日ボクシングが開催され、世界戦は日本人
選手が日本人対決以外は3勝1敗1分という成績だった。

 大阪で行われたTBS興行では最初に高山勝成が大平剛に前半を
リードされたものの、中盤から反撃し7Rに猛烈な連打でストップ
勝ちしてIBF&WBOタイトルを獲得し日本人初の4団体を制すという
快挙を演じた。

 一方 東京で行われたTV東京興行は内山高志がTKO、河野公平は
引き分けで防衛すると田口良一も判定勝ちして世界王者となった。

 高山の試合は百戦錬磨のキャリアがモノを言い最終的に地力の
差が出た形だったし、リゴンドーに挑戦した天笠尚は7Rにダウン
を奪うなど健闘した形だったものの却ってスイッチが入ったリゴ
ンドーから11R終了後にストップという形もやむを得ないだろう。

 一昨年8月に井上尚弥から日本タイトルを奪われたものの健闘し
名前を上げた田口が、WBA:Lフライ級王者アルベルト・ロセル相手に
巧く距離を取って戦い8Rと9Rにダウンを奪い完勝。

 一方の河野は6Rからの中継なので今ひとつ全体の流れが分かり
づらかったがフックを振るって前進する河野を挑戦者が足とジャ
ブで捌くという展開だったようで、見ていた限り取ったはずのラ
ウンドが挑戦者に振り分けられるなど相変わらずジャッジの心象
が悪いのが気になる。

 そしてトリを演じた内山は挑戦者の固いガードを打ち抜くジャ
ブやストレートが面白いようにヒットし、攻防分離型の挑戦者を
圧倒し9R終了で棄権に追い込んだ。

 ただTBS興行はスポーツバラエティに組み込まれていたので、
どの試合が いつ行われるか分かりづらかったしTV東京興行は
2時間枠だったので内山の試合以外はラウンドがカットされて
いた。

 田口の試合は まだしも際どい判定となった河野の試合はフル
ラウンドやってもらわないと、視聴者には判断が難しいので
ラウンドを端折るのは どうにかして欲しいものだ。

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