今月は中学と小学校という2度の卒業式に出席したのだが意外
だったのは、卒業式や最後のHRが終わってからの時間が長いと
いう事。
つまり全ての行程を終えてから記念撮影する時間が長いわけで
特に中学では記念撮影時間だけで1時間ほどかかり、校舎施錠の
時間になってもやっていたので‘卒業生のみなさんは名残惜しい
でしょうが そろそろ切り上げて下さい’という校内放送まで流れ
るほどだった。
我々の学生時代は終わった後の記念撮影はあったものの すぐに
終わっていたので少なくとも1時間ほどもかけるケースはなく、や
はりデジカメやカメラ機能があるスマホや携帯電話などの普及が
大きいのではないかと思う。
フィルムカメラの時代なら枚数に限りがあるので写真撮影も遠慮
しながらやっていたのだが、デジカメ時代になると撮った画像を見
られるので失敗したのは削除すればいいのだから撮り放題である。
最初に全員の集合写真を撮った後に仲のいい者同士を組み合わせ
ながら撮っていくだけでなく思い入れのある場所でも撮ったりする
わけで、時間がかかるのは仕方ないし中学から高校だけでなく小学
校から中学まで進路が違う子がいるので止むを得ないわけだ。
ちなみに我々の中学時代では制服のボタンを憧れている後輩の子
にプレゼントするシーンがあり人気度を計れていたのだが、長男達
の間では見る事はなかった。
これなど卒業式の1週間後に公立校の合格発表があるし2日後に
合格者は説明会が、更に翌週にはクラス分け用のテストがあるので
中学の制服は必要だからボタンなしで行くわけにもいかないのでは
ないだろうか。