なでしこ決勝へ、銀以上確定=サッカー女子初のメダル〔五輪・サッカー〕(時事通信) - goo ニュース
今日の注目は女子サッカーで、強化試合で完敗したフランスとの対戦。
陸上競技は100mで予選落ちした福島千里が200mでリベンジを計るし、
海外勢では女子棒高跳びの世界記録保持者エレーナ・イシンバエワの3連覇
なるか。
更に男子グレコローマン60㌔級世界選手権銀メダリストの松本隆太郎が登場
するし、ボクシングのミドル級・村田亮太が勝てばメダル確定のQファイナルが
行われるのでバンタム級の清水聡に続いての快挙なるか。
2週間前にパリで行われた強化試合で0-2で完敗した日本は苦戦が予想
された。
ところが試合が始まるとシュートこそないものの五輪が始まって初めてパスを
しっかりつなぐスタイルでボールを支配してフランスが時おり打つシュートも
大した脅威にもならずに時間が経過、迎えた31分に大儀見がファウルを受けて
もらったFKをGKがファンブルしたところに大儀見が押し込んで先制する。
後半に入っても攻勢をかける日本は48分に再び遠めからのFKを今度は阪口
が頭で合わせて2点目を挙げて有利に試合を進め、フランスの反撃も鋭くなった
もののブラジル戦ほどの脅威はなく時間の経過を待つと思われたがメンバー
チェンジで入ったフレッシュな選手のプレスでボールを失いドリブルで押し込まれ
始める。
70分のピンチは凌いだものの75分に阪口が自陣でボールを失って左サイドを
崩されて上げられたボールを決められて遂に1点返されると、3分後には阪口が
Pエリア内で相手を倒してPKを献上。
幸運にも外してくれたが その後もクリアしても前線で機能しているのが大儀見
のみという事で、あっさり取り返されて日本のゴール前に運ばれる展開続き。
結局残り15分から日本が まともに攻撃したのは89分に大犠見がカウンター
から抜け出して打ったシュートがポストを叩き追加点ならず、5分近いロスタイム
も最後はGK福元の好セーブや沢がクリアを空振りしたりしてヒヤヒヤするシーン
ばかりがあったけど何とか凌ぎきって遂にファイナル進出を果たすと共にメダル
を確定したのだった。
レスリングのグレコローマン60㌔級では松本が初戦でトルコのビリジに、
Qファイナルでフランスのベルマダニに判定勝ちしてベスト4進出したがSファイ
ナルで昨年の世界王者でイランのノルージに1Pを取られた後2Pも1ポイント
リードされて迎えた終了間際に逆転の大技が決まったかに見えたが取り消さ
れて敗れ3位決定戦に回る。
3位決定戦では昨年世界2位・カザフスタンのケビスバエフに1Pを取られた
ものの2Pを取り返し最終Pにフォール勝ちして今大会レスリング界初のメダルを
獲得した。
陸上競技は女子100mハードルで木村文子、女子200mで福島千里、男子
800mで横田真人が登場したが全員予選落ち。
また女子400mハードルでSファイナルに進出していた久保倉里美が7着で
ファイナル進出ならず。
そして棒高跳びのイシンバエワも3連覇ならず3位に終わった。
ボクシングのミドル級Qファイナルでトルコのアダム・ルキッチに2Rまで7-8と
1ポイントリードされたものの3Rの猛攻で10ポイント挙げて17-13で判定勝ち
して清水聡に次いでベスト4に進出しメダルを確定させたのだった。