サンウルブズ、1週間で天国から地獄へ

サンウルブズ完敗=スーパーラグビー

 昨日ニュージーランドのクライストチャーチで行われたスーパー
ラグビーで、日本のサンウルブズは地元のクルセイダーズに3-50
と今シーズン初のノートライ負けを喫した。

 水が浮くほどのコンディションの中で行われた試合は一進一退で
迎えた11分に先制Tを許すと、23分にもTを追加され直後の相手が
シンビンで1人少なくなったにも拘わらず26分にPGで3点を返した
だけで結局8トライを奪われて80失点を喫したのだった。

 先週のブルズ戦で6試合目にして初勝利を挙げた勢いでニュージ
ーランドに乗り込んだサンウルブズが、スーパーラグビー歴代最多
7度の優勝を誇るクルセイダーズ相手にどこまでやれるかというの
が焦点の試合だったが歴然とした力の差を見せつけられた形だ。

 残念ながらスカパーに入ってないので試合は見られないのだが
ラグビーライターの方々のブログなどを読んでいると、格下のサン
ウルブズに対し23分までに2Tを挙げて楽勝モードに入るところで
シンビンのため1人少なくなったためクルセイダーズにスイッチが
入り ここから前半だけで3Tを献上しているのだからシンビンも良
し悪しである。

 もっとも50-3からの残り20分で失点してなかったようだが勝負
の帰趨が見えた中ではクルセイダーズも気が緩んだようで、トライ
チャンスを自らのミスで無得点だったとの事。

 問題は これまでの負け試合で奪っていたトライを奪えずに敗れた
事で、世界の超一流チームのDFを破るというのがいかに大変かとい
うのが分かる。

 ただし今回の負けもマスコミは‘屈辱のノートライ’や‘ワース
ト2位50失点’などと悲観視するような見出しがしてないのだが、
ハッキリ言ってサンウルブズに何を求めたいのか理解に苦しむし
ラグビーという競技が実力差がモロに出て番狂わせを起こす事自体
が珍しいという事を既に忘れているようだ。

 正直言って今回のような敗戦をする事がチームに課題を与え進化に
つながるのだから悪い事でもないし簡単に勝てないからこそスーパー
ラグビーに参戦する意義があるわけだから、特に今週からのアウェー
4連戦はガマンの連続が求められるし惨敗を見る覚悟は必須だろう。

 

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