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こーじ苑
黒田雅之の敗戦に思う
黒田、王座奪取ならず=0―3の判定負け―プロボクシングIBFフライ級
昨日後楽園ホールで行われたIBFフライ級タイトルマッチで、
4位の黒田雅之は王者のモルディ・ムザラネに0-3の判定負けし
6年ぶり2度目の挑戦も失敗に終わった。
身長&リーチ共に上回る黒田は立ち上がりから左ジャブを有効に
使って王者を突き放しにかかり接近するとボディを中心に攻撃して
スタミナを削る展開に持ち込もうとするが、王者も中盤以降ペース
アップするとジャブが次々にヒットして右目が腫れ始め視界が狭ま
るという最悪の展開になる。
こうなると王者の回転力が上回り始め近距離の接近戦に引きずり
込まれる展開になり、終盤は時折いいパンチがヒットするが手数で
相殺されるなど完全に王者のペースで最終ラウンドのゴングを聞い
た。
判定は116-112が2人と117-111が1人の3-0で妥当な判定
だったし、黒田は善戦したものの王者が一枚上手だったという事だ
ろう。
ジャッジペーパーを見ると4Rまでは39-37が2人と38-38が
1人の2-0で黒田リードというものだったが、8Rを終えた時点で
77-75で3人とも王者リードに逆転されているわけだから5R以降
ペースを一気に王者が握ったというのが分かる。
元Jミドル級王者の輪島功一が‘勝負のカギはいかにペースを握る
かなので前半に2/3のスタミナをつぎ込んででもペースを握るべき'
と語っていたように、黒田も最初の4Rをハイペースで入る事により
優勢に試合を進めたものの完全にペースを掌握できてなかったのだ
ろう。
それでもムザラネ-黒田戦はいい試合だったのだが、残念ながら
TV中継は関東ローカルのTVKで生中継されたのみ。
ミニマム級やLフライ級ならいざ知らず伝統ある正規クラスのフラ
イ級タイトルマッチが全国ネットで中継がないというのも残念なわけ
で、ここらあたりが平成の30年間で失われたものではないかと思った
りする。
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下田なんて引退後ゴミ収集の仕事につきましたね。この仕事自体は尊い世の中に貢献する仕事ではあるけども、他の競技のスタ-選手やメダリストがこの仕事するかというとあり得ないでしょう(篠原は経営者として産廃の仕事してるけど)。つまりボクシング世界タイトルが選手の人生になんのプラスの効果もないから負けても選手としても別にいいんですよ。
たしかに黒田や船井レベルの選手が世界王者になっても久保隼や木村悠のような王者同様に次がなさそうなので…とは思いますけど、負けてよかったとは思えませんよ。
まぁプロ野球選手でも引退後に落ちぶれるヤツはいますし、まともに生きれればいいのではないでしょうか。