2022選抜高校野球:第5日


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https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220323-0126

 大会5日目の注目カードは第1試合の花巻東ー市和歌山戦で東北
大会を制し強打を誇る花巻東と、昨年春の2回戦で明豊相手に好投
した米田を擁する市和歌山の対戦。

 特に米田と注目の打者・佐々木との対戦には興味津々だ。

 第2試合は九州大会準優勝の大島の好投手・大野と関東大会を制
した明秀日立打線の対決が焦点。

 大野が明秀日立打線をどこまで抑えられるか。

 第3試合は21世紀枠の丹生と伝統校の広島商の対戦で丹生のエー
ス井上と、パワーアップした広島商打線がどう攻略するのか。

 第1試合:花巻東 5-4 市和歌山

 1回に花巻は1番が歩き2番のバント内野安打でノーアウト1・2塁
から2者連続三振後5番のタイムリーで先制すると、和歌山も2回に
4番の3ベースと6番の犠牲フライで同点。

 3回に和歌山は8番がヒットで出塁すると9番のバントが内野安打
となりバントで2・3塁から暴投と2番の内野安打に3番&4番の連打
で一挙3点を挙げペースを握ると、6回にも4番&6番の長短打で5点
目を挙げる。

 3回以降立ち直った米田を打ちあぐむ花巻打線は9回に8番&9番の
連続2ベースに内野ゴロと犠牲フライで2点返すと、2番がヒット&
3番死球で1・2塁から4番のタイムリーで一点差に迫るが5番が倒れ
試合終了。

 立ち上がり花巻がノーアウト1・2塁で1点しか入らなかったのに
対し和歌山は2回にあっさり追い付いた事から流れを引き寄せ、そ
のアドバンテージをバックに米田が好投したのが大きかった。

 花巻は9回にようやく4安打を集中し3点返したが2回以降米田から
要所を抑えられ、打線の中心である3番・佐々木が4打席完全に抑え
込まれたのも流れを掴めなかった原因だろう。

 第2試合:大島 0ー8 明秀日立

 1回に3つのアウトを三振で終わった日立は5番がヒットで出塁する
と6番のフライを外野手が取れず2・3塁とし四球で満塁から2アウト後
に押し出しで先制し2番のフライを外野手が目測を誤り2点タイムリー
になり3点先行すると、3回には6番&7番の短長打で追加点を挙げ4回
にも2アウトから2つの四球とヒットで満塁から5番&6番の短長打で3
点を追加し8-0となり勝負は決まった。

 大島も4回に初安打、7回以降は毎回チャンスを掴みながら3つの併
殺を喫して得点できず。

 大島にとって不運だったのは前半外野手がフライの目測を見誤り4本
ばかりヒットにしてしまった事で、また2回にノーアウト満塁を2アウト
までこぎ付けながら押し出しで先制されレフトフライを捕れずに2点タ
イムリーにしたのが勝負の分かれ目だったと思う。

 第3試合:丹生 7ー22 広島商

 1回に広島は四球で出塁した1番をバントで送り3番のタイムリーで
先制すると、4番が歩いて5番のゴロで2・3塁から6番の2点タイムリー
で3点先行。

 2回に丹生も4番のヒットから6番のヒットと死球で満塁から遊ゴロで
1点返すと9番&2番の短長打で4点を挙げ逆転するが、その裏に広島も
2つの四球からチャンスを掴み3本のヒットを集中し5点を挙げ8ー4と
逆転。その後は広島が4回以降毎回のように得点し22点をスコア。

 丹生も3回と7回以外はランナーを出したが大量失点が響き9回に3点
を返すのがやっと。

 ヒット数は丹生も10本打っていたのだが、15個の四死球が明暗を分
ける形になった。

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