5冠池江璃花子、5種目表彰台だ!世界水泳代表決定
4月13日から4日間にかけて行われていた競泳の日本選手権が
昨日で終了し池江璃花子が50&100&200m自由形と50&100m
バタフライの5種目を、リオ五輪の金メダリスト・萩野公介が
200m個人メドレーと自由形に背泳ぎに400m自由形の4種目を
制するなど複数種目での優勝が光った。
リオ五輪代表の池江はリオでは100mバタフライの5位が最高
だっただけに自由形というのは厳しいだろうが、何とか1種目で
も多く決勝に残って欲しいもの。
プロ転向第1戦で注目された男子のエース・萩野は肘の手術に
よるブランク明けの大会で初日の400m個人メドレーではライバ
ルの瀬戸大也に競り負けたが、残りの200m個人メドレーや200m
自由形と個人メドレーに背泳ぎで優勝するなどタイム的には今一
つかもしれないが勝負強さは見せつける事ができただろう。
今年に入って男子200m平泳ぎで世界新記録を出し一気に注目を
集めた渡辺一平はライバルの小関也朱篤に競り負けるなど、ここ
一番での勝負強さを期待したい。
嬉しかったのが女子の個人メドレーで大橋悠依が400で日本記録
を一気に3秒以上縮める活躍で優勝し、その勢いで200も勝って2冠
を達成するなど新たな戦力が台頭した。
また女子平泳ぎでも青木玲緒樹が100mと200mの2冠を達成して
ポスト・金籐をアピールしているので、今年不調の渡部香生子が
復調すれば平泳ぎ陣は盤石になるのではないか。
残念だったのは男子100mバタフライが参加標準記録をクリア
できず、リオからの課題である100m系の強化が道半ばという事
だろう。