ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
井岡一翔ミニマム級王座統一!
井岡が王座統一=八重樫に判定勝ち―ボクシング・ミニマム級世界戦(時事通信) - goo ニュース
日本ボクシング界初の世界王者同士の統一戦となったWBA・WBCミニマム
級タイトルマッチはWBC王者の井岡一翔が僅差ながら3-0の判定勝ちで2つ
のタイトルを統一する形になった。
試合前の予想はプロ入り7戦目で世界王者になった井岡に対し、どちらかと
いえば‘穴王者’のポンサワン・ポームラムックを激闘の末にKOしてタイトル奪取
した八重樫では井岡有利というのが ある意味 当然だと思われていたし実際
ポンサワン相手なら井岡だったらポイントアウトしているのでは?と個人的には
考えていた。
とはいえ18年前の薬師寺-辰吉戦のように不利と言われた方が勝つケースも
あるのがボクシングの面白さで、八重樫が意外に踏ん張って井岡を手こずらせる
可能性もあるとは思っていたので私の予想では井岡の判定勝ちだった。
試合が始まると井岡のシャープなジャブや右ストレートが八重樫のガードの
間を貫通して1R終了時点で早くも八重樫の左まぶたが腫れ始めた。
4Rまで井岡が動きながらジャブやワンツーをクリーンヒットするのに対し八重
樫は前進して時折 右ストレートをヒットさせるのだが、いかんせん正確なヒット
は井岡の方が上で左まぶたの腫れが更に酷くなる。
4R終了時の採点は個人的には39-37ぐらいで井岡と思っていたら意外にも
38-38で互角。
これで八重樫が息を吹き返し、腫れたまぶたのドクターチェックが行われた
直後に右ストレートをヒットさせるなど井岡ペースになりかけると八重樫が反撃
するというパターンが続き8R終了時点では77-75で井岡が2人と76-77で
八重樫が1人と採点が割れる。
9R以降まぶたの腫れが更に酷くなった八重樫が再三ドクターチェックを受ける
ので いつストップされるかと思っていたが、その度に八重樫が捨て身の攻撃を
仕掛けて井岡がジャブなどで迎え撃つ展開が続き試合終了のゴング。
私の採点では116-112ぐらいで井岡だったのだがオフィシャルは2ポイント
差が2人と1ポイント差が1人の3-0だった。
ハッキリ言って試合終了後の両者の顔を見たら井岡の完勝に見えるのだが
八重樫も持てる力以上のものを振り絞って戦った形で採点上は僅差の試合に
持ち込んだ形だ。
あえて井岡に厳しい論評をすれば あれだけ前半から八重樫の目が塞がって
いたので昨年1月に内山高志が三浦隆司をギブアップに追い込んだように徹底
的に左目を狙い撃ちして戦闘不能に追い込まなかったのか?という事。
統一戦だからドクターストップによる結末を避けたかったのかもしれないが、
何ポイントリードしていても一発で引っくり返るのがボクシングの恐ろしさだから
海外の強豪との対戦の時に同じ状況なら躊躇なくウィークポイントを徹底的に
攻撃するというのは勝つための絶対条件だ。
恐らく井岡にとって この試合がミニマム級最後の試合になると思われるし、
過度な減量は選手のポテンシャルまでも削り取ってしまうので本来の階級である
Lフライ級に上げるべきだろう。
敗れた八重樫もLフライ級にクラスアップを仄めかしていたので結果的にミニ
マム級タイトルは日本から離れる事になっていたわけだ。
洗練された井岡に対し八重樫が泥臭さで立ち向かい食い下がったからこそ
以前 記した激闘となる6,20の一戦に相応しい戦いになったわけで、素晴ら
しい試合をやってくれた両王者に拍手を送りたいと思う。
« ‘戦えミラーマ... | ジャンボフェ... » |
テレビとしては話せないなら意味ないし、ファンとしては哀しくなります(いろんな意味で)
本当にパンチドランカー??
ただ、展開的に予想を超えたものは無かったですね。
後半、粘る八重樫を左アッパー1発でダウンさせる井岡・・・とか。
「持ってる選手」なら、それくらい魅せてほしかったかなぁ・・・と思いました。
まぁ、体調的に最高とも思えなかったので、井岡のベストパフォーマンスは次戦以降に持ち越しでしょうね。
同感です。
コチラでは20:00からしかOAされなかったので辰吉と薬師寺の対談は見る事ができなかったのですけど、試合の合間に辰吉に話が振られるとロレツが回ってない喋り方になってましたね。
何だかさらし者にされているようで気の毒でした。
>ある様
ある意味 八重樫が頑張ると こんな展開かという感じではありましたよね。
まぁ直前に発熱したようですし、6R以降目を攻めるのを止めたのを見ると目が腫れての続行不能を避けたいという会場の空気を読んだのかも知れませんね。