ユニークなシステム

 私が理事を務めている子ども育成連絡協議会は夏の球技大会と、
冬のカルタ大会を主催しており私の所属する田川市・飯塚市・嘉麻
市に田川郡で筑豊大会を持ち回りで開催し開催地区のシステムで開
催されている。

 幸い4地区全ての筑豊大会に責任者になってから合計8回出場して
いるのだが、各地区独自のやり方があって特に飯塚市のやり方は独
特だ。

 18年に出場した球技大会では出場が11チームという事から3つの
グループに分けて1位のみ3チームのみが決勝ラウンドに進み、当初
いきなり決勝戦と準決勝を戦う組み合わせが飯塚市の大会で行って
いたので筑豊大会もそのシステムになりかけていた。

 この時は嘉麻市の理事が3グループの2位チームの中で最も成績が
いいチームをワイルドカードで1位3チームに加え準決勝を行う事に
したわけだが、仮に良案がなければ準決勝1試合と‘いきなり決勝戦’
がランダムな抽選で行われるところだった。

 また4年前と今年のカルタ大会では4チーム1つのグループ分けを
するのだが1位4チームのみで決勝リーグを2位4チームで5位~8位
決定戦を行うなど基本的に予選ラウンドから1敗すると優勝がない
トーナメントのようなシステムで、
田川市など他での開催なら各
予選グループの1位対2位という形でのトーナメントを行うから2位
通過でも優勝のチャンスがあるので独特だ。

 またグループ分けも田川市から8チーム出場しウチは8位だったの
で1位と同じグループになる可能性があったわけだが、ランダムに
抽選しての組み合わせだったようで3位チームと組んでいだ。

 もっとも今年は田川市1位のチームが優勝していたしウチも決勝
リーグで敗れているので従来のシステムなら、よくて5位だったし
再戦したら勝つ可能性は低かったので2位はなかった。

 シードなしのランダム抽選といえば18年前のキックベース球技大
会では初戦で嘉麻市の優勝チームと対戦したのだが、これも会場が
天然芝だったので先に慣れた我々が勝つ事ができたけど明らかに相
手の実力は上だったしシード制があって準決勝など2試合目以降の
対戦なら優勝できなかったのだから独特のシステムさまさまだった。

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