昨日はWOWOWで平成ガメラ3部作がOAされていた。
平成ガメラは金子修介が監督をした本格的な怪獣映画で当時毎年
製作されていたゴジラシリーズがマンネリ感から煮詰まり始めて
いた時期だったため、リアルさが追及された怪獣映画好きをうなら
せる名作だったわけだ。
ただし3作ある平成ガメラではあるが今回のWOWOWのよう
に1日に3本連続でOAされると個人的には今一つ食指が動かない
のだ。
最大の理由はリアルでクオリティが高い作品は見るのにも集中
力を必要とするので、正直言って1本見たら腹いっぱいになるため
3本も続けて見るのは厳しくなる。
例えばベン・ハーを見た直後にアラビアのロレンスを見る気が
しないのと同じである。
一時期ゴジラシリーズは子供向けの東宝チャンピオン祭りの中で
上映されていた頃には上映時間も短い作品が多かったわけで、いわ
ゆる‘お子様向け’とリアルな作品が好きな層からは嫌われており
内容的にも評判は今一つだった。
しかし今考えてみると多くの作品と一緒に上映するならばクオリ
ティが高過ぎても観客の集中力が続かないというわけで、チャンピ
オン祭りバージョンのゴジラは必然だったのかもしれない。
そういえば今から32年前にゴジラのオールナイトが上映され私も
2週目に見に行ったのだが、この日の上映作品はモスラ&キングコン
グ対ゴジラにメカゴジラの逆襲と怪獣大戦争の後オール怪獣大進撃
というもの。
つまり観客の集中力がある最初は本格的な2本を上映しメカゴジラ
の逆襲やオール怪獣大進撃のようなチャンピオン祭り作品で、怪獣
大戦争を挟んだからこそ最後まで楽しく見られたのかもしれないと
思うのである。