東映テイスト恐るべし!

 すでに3作目となった劇場版・仮面ライダー電王が好調のようだ。
 私的には、かつてのクウガやアギトのような作品の方が好みだが子供を
メインターゲットとして考えれば電王ワールドは正解だろう。

 思えば東映は時代劇を作っていた会社。
 昭和の仮面ライダーをはじめとした東映作品は、完全に時代劇テイストが
入っている。
 つまり戦闘員がチンピラで怪人が悪代官のようなもの。 

 もともと仮面ライダーをはじめとした石ノ森ワールドは、改造人間の
苦悩や人造人間ゆえの葛藤など陰鬱な内容が多く そのまま映像化したら
とてもじゃないが子供は見ないだろう。

 これは永井豪の作品でも言えるわけで、マジンガーZはともかくデビル
マンなどは原作のまま作ったら子供には見せられない代物になるだろう。

 それを中和しているのが東映テイストだ。 

 基本的にヒーローがピンチに追い込まれても最後は必ず勝つという
水戸黄門などに代表される安心感が受けているのだろうと思うのだ。

 これが大人になって物足りないと思えば原作を見ればいいと思うのだ。
 このあたり東映は商売上手である。

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