粘着性の糸が武器といえば

 ウルトラマンネクサスの幽声・コーリングに登場するビースト・バンピー
ラはクモをモチーフにしたキャラ。

 クモをモチーフにしたキャラといえば当然のように口から粘着性の糸を
射するのだが、バンピーラも王道ともいうべき糸を発射し孤門を絡め
取りウルトラマンをも1度は がんじがらめにしたのだった。

 

 ちなみに孤門がビーストから捕食されそうになるのはEp01のペドレオン偏以来
だが、今回もウルトラマンから助けられていた。

 

 敵の出す粘着性の糸で固められるといえばモスラの幼虫が出していた
のが印象的。

 61年の最初のモスラでは あくまで幼虫から繭を作ってサナギになる
ために作っていたのだが、64年のモスラ対ゴジラでは卵から孵化したばか
りの2匹の幼虫が見事な連係プレーでゴジラを がんじがらめにして海に
落下させている。

更に その年に宇宙から来襲したキングギドラをも最後は粘着性の糸を
吹き
かけてが撃退しているのだから侮れない武器である。

 ウルトラではウルトラQのクモ男爵でタランチュラが登場したものの糸で
がんじがらめというシーンは目立たなかった。
 
 帰ってきたウルトラマンではゴキネズラやキングマイマイの出す粘着性の
糸を浴びてピンチになるシーンが印象深い。

 

平成になって映像技術が発達し粘着性の糸で絡み取られるシーンも格段に
進化したので仮面ライダークウガの1話に登場したズ・グムン・バのように
クモの属性を持つ敵キャラの武器もインパクトが強い。

 だから このEPでバンピーラの糸でがんじがらめになったウルトラマンが
‘どうやって脱出するのか’と思っていたらコアファイナルを使って糸を
焼き払っての脱出だった。

 たしかに糸は火に弱いので焼き払って脱出するというのが効果的だが、
CGがなかった時代はスーツまで焼けて危ないのでなかったと思うけどネク
サスではCGが使えるので焼き払っての脱出というパターンができたのだろう。

 そういう意味ではクモ系の敵キャラは面白い存在だと思う。



 

 

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