シエンタのCM‘あそびの天才’のオリジナルは‘それゆけガイコッツ’

 我が家の‘ポインター’はシエンタ。
 04年に次男が生まれる際にファミリーカーに買い換えようと考えて義弟の紹介
で購入、7年目になる今年も快適に運転しているのだが最近TVでシエンタの
CMを見て‘ニヤリ’とした。

‘あそびの天才親子プロジェクト’といわれるバージョンで父親が息子達とアウト
ドアで遊んでいるバックで‘遊びの天才さ~’と 流れている はいだしょうこの歌を
聴いていると・・・・ 
 
 オリジナルはタイムボカンのED・それゆけガイコッツではないか!

 基本的に このCMソングのメロディはヤッターマンのED・天才ドロンボーを思い
浮かべる人が多いと思うし、実際コチラの方がメジャーではあるがオリジナルは
それゆけガイコッツ。
 同じメロディで歌詞だけ替えて天才ドロンボーにしたわけだ。
 
 昭和のヤッターマンはタイムボカンの後番組で‘タイムボカンシリーズ’の冠が
付いていたわけで、ドロンボーのオリジナルがタイムボカンのマージョ・ワルサー・
グロッギーの悪人トリオである。
 
 歌詞でも‘オレたちゃ天才、頭いいぞ’と自慢しているのだが、この部分をCMソン
グは‘オレたちゃ天才、遊びの天才さ~’に替えているのが分かる。

 ヒーロー系のOPとEDを聞き比べているとOPは明るく勇壮な歌が多いのに対し
EDはキャラクターの心情を表現している歌が殆どで、たとえば挿入歌が多い仮面
ライダーでもEDで‘おおショッカー’や‘人呼んで悪魔のショッカー’は流れないし、
タツノコ作品の科学忍者隊ガッチャマンのEDで(実際にはないが)ギャラクターの
テーマなどは流れない。

 敵キャラの歌がEDで流れるのは‘宇宙猿人ゴリなのだ’ぐらいだが‘宇宙猿人ゴリ
なのだ’は番組自体が宇宙猿人ゴリで始まったので むしろOPがスペクトルマン
GO,GOなので反対に違和感があった。

 とはいえ番組名が宇宙猿人ゴリ対スペクトルマンに変更された途中からEDが
ネヴュラの星になってしまった。

 それを考えるとタイムボカンシリーズの敵キャラは‘もう1つの主役’という位置
づけなのだろう。
 だからメジャーなヤッターマンも個人的にOPよりEDの天才ドロンボーの方が
好きな歌だし、そのオリジナルである それゆけガイコッツ!をCMソングに採用した
トヨタのスタッフには拍手を送りたいのだ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
やや横レスですが (柴田真紀)
2011-06-18 04:07:07
 敵キャラが歌うEDの傑作№1は、『赤い夕陽のバラバラマン』だと思っております。
 斉藤晴彦氏が実に楽しそうに歌唱されていますし、YouTubeでも、絶賛されていました。

 だいたい、EDが名曲な作品に駄作はない、がアニメ・ヒーロー物の法則、と思いますね(笑)
 
 
 
たしかに (こーじ)
2011-06-19 00:27:49
>柴田真紀様
 たしかにEDに駄作はないとは言いえて妙ですね。
 OPよりもインパクト強い歌多かったですし。
 
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