侮れない少年の敵キャラ

 先週OAされた仮面ライダーOOOのラストで後藤バースが暴走しているとも
思える能力全開でグリード達を圧倒‘このまま1人ぐらい倒してしまうのか’と
思っていたら子供の姿のアンク・ロストが現れ一言‘帰るよ’と言うとダメージを
残したグリード達を回収していった。

 そういえばアジトでガメル人間体がアンク・ロストに ちょっかいをかけていたら
羽で突き飛ばすシーンがあった。

 けっこうアンク・ロストは強いと思わせる描写だが、案外カザリらグリード達の
中で最強なのかもしれない。

 子供の姿をした敵といえば仮面ライダーアギトに登場したアンノンウンの総主・
オーヴァーロードを思い出す。

 オーパーツの遺伝子情報から赤ん坊の姿で蘇ると、あっという間に少年に成長
するのだが妙に不気味なキャラだったし、登場したときのBGMもオーメンのような
コーラス付きで不気味さを煽っていた。

 そして突然青年に成長するとエルロードをはじめとするアンノンウンを生み出して
アギト化する人間を殺害していくのだが、通常ならライダーですら触れる事すら
できない存在だった。
 ちなみに少年時代を演じたのは神木隆之介である。

 そういえばクウガでもラスボスのダグバは人間体の姿こそ若者だが精神状態は
少年ぽい部分を持っていた。

‘子供が純真だと思ってるのは人間だけだ’
言ったのはウルトラマンAに登場したバキシムが化けた少年のセリフで狡猾な
ヤプールが‘大人は子供を純真だと思って簡単に信じる’と判断して少年に化け
させたのかもしれない。

 この少年・中森四郎は通常の表情と、ヤプールの正体を現した時の落差が強烈
だった。

 帰ってきたウルトラマンでもゼラン星人が聾唖の少年に化けてテレパシーで郷
秀樹を挑発しただけでなく、ランドセル型のマシーンでウルトラブレスレットを操り
ウルトラマンを窮地に追い込んだのも強烈な印象だ。

 我々視聴者も子供=純粋無垢というイメージがあるので、その裏に悪魔の顔が
あると余計に驚愕する感じでインパクトが強いのだろう。

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