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メイジ・イズ・バック

メイジ 22季ぶり大学日本一 田中監督「部員126人の努力とハードワークが最高の形で現れた」

  秩父宮ラグビー場で昨日行われたラグビー大学選手権の決勝は、
明治が天理の猛追を振り切って22-17で勝ち22シーズンぶりの
優勝を飾った。

 帝京の10連覇を阻んだ天理は初優勝と平尾誠二らがいた84~85
シーズン以来の関西勢優勝を目指すのに対し明治も田中澄憲監督が
3年だった96~97シーズン以来の優勝を目指す一戦は、開始早々に
両チームとも1Tづつを挙げると22分に高橋汰地のT&Cで勝ち越し
12-5で前半を終了。

 後半に入って最初の得点をPGで挙げた明治は61分に連続攻撃
から武井日向のT&Cで22-5と突き放し安全圏に入ったかに思わ
れたが、天理も残り10分強から反撃し2T&1Cを挙げて5点差ま
で迫り明治陣内のラストプレーで天理がボールを奪うと最後の連続
攻撃を仕かけるがノックオンで万事休す。

 明治が6つのターンオーバーでピンチを切り抜けた形になってい
るが、天理にとって痛かったのはマイボールラインアウトでロスト
が目立ち反撃の芽を摘む形になった事。

 また前半の終了間際に天理が明治ゴール前まで迫りながら得点で
きなかった事や、後半最初の得点を明治に取られ30分のトライ後
のコンバージョンを失敗するなど勝敗のアヤともいえる分水嶺の部
分で悉く明治に持って行かれたのが響いている。

 逆に言えば明治の勝敗のポイントを確実に抑える勝負強さが目立
った試合で、故・北島忠治監督が亡くなった96年度以来の王座帰
還となった。

 ちなみに今年の明治は早明戦では60分までに13-31と大差で
リードを許しながら残り20分で27-31と4点差まで迫り惜敗し
たものの、選手権の準決勝では逆に31-20から残り3分で7点を
返されて最後の猛攻を凌ぎ偶然にも早明戦と同じスコアの31-27
で雪辱している。

 そして決勝でも17点差を残り10分程で5点差まで追い上げら
れながら最後の攻撃を凌ぎ切って勝つなど、最後まで見る者を楽し
ませてくれたシーズンだった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Bill McCreary)
2019-01-14 20:46:24
私は、天理が帝京を破った勢いで優勝するんじゃないかと予想していましたが、ここは明治の勝負強さ、ギリギリの勝負を戦う経験値が生きましたかね。

たぶん天理が自分たちの力を出せれば勝てたのかもですが、そこまで行かさなかったのが明治の強さなのでしょう。

あ、遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
 
 
 
コチラこそ (こーじ)
2019-01-15 22:34:18
>Bill McCreary様
 コチラこそ今年も宜しくお願いします。

 巷では天理有利の意見が確かに多かったですよね。

 やはり明治は昨年決勝を経験したというのが大きいですね。

 こうしてみると経験というのは大事ですね。
 
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