今年の読み聞かせは「おこる」と「牛方とやまんば」

 昨日は小学校の昼休みに図書室で、絵本の読み聞かせの手伝いを
して来た。

 絵本の読み聞かせはPTAの図書委員が毎月順番で行うわけで我が
家では女房が昨年から務め始め7月に「となりのたぬき」と「まん
じゅうこわい」を読んだので、今年は「おこる」と絵本なしの聞き
語りで「牛方とやまんば」をやる事にした。

 絵本なしでの聞き語りは子供によっては面白味がない可能性が
あるので初めての試みだったし、「おこる」は図書室ではなく市
立図書館で読み聞かせ用の大きな絵本を借りての実施となった。

 昨日は先週までの肌寒いぐらいの涼しさから一転汗ばむ陽気に
なり図書室にも冷房が入っていたが、1年生や2年生達が入って
来ると予想通り一気に熱気溢れるムードになった。

 最初に読む「おこる」は文章が少ないためアドリブのセリフを
入れまくったのが成功し大いに好評だった。

 次の「牛方とやまんば」は私が小1の頃に学研の学習に収録され
ていた作品でソノシートがあったので度々聴いているうちに覚えて
しまい、それ以降は先輩の子供や甥っ子&姪っ子達にも度々語って
いたのでコツは分かっていた。

 ただし本がないので語るだけではダメだから実演が重要になる
わけで、囲炉裏端にやまんばが腰を下ろす場面では本当に床に座
って語るなど工夫を凝らしてやったのだが意外に内容を知ってい
る子供達が次の場面をネタばらししてくれて焦る事もあったのだ。

 とりあえず終わった後に拍手を受けて退場し担任の先生方や、
司書の先生にお母さん達には好評だったが問題は子供達の反応。

 ところが今朝 相撲の朝稽古が終わって自転車で家に戻ろうと
したら1年生の子供達から挨拶だけでなく‘昨日は面白かった’
‘ありがとう’‘また読んでね’などと言われ好評だった事を
実感し凄く嬉しかった。

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