ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
アンギラス・ジェットジャガー・キングシーサーの共通点
先日親子で来店したお客さんの父親がカットをしている間、先に
カットを終えた息子にゴジラ対ガイガンのDVDを見せていたのだが
改めて思ったのは70年代のチャンピオン祭り版ゴジラは完全にプロ
レスのタッグマッチをベースにしているのではと思ったのだ。
ゴジラは昭和の時代から‘怪獣王’と呼ばれていたので相当な強さ
だったはずが、意外にも1対1で戦ったのはアンギラス・キングコン
グ・モスラにヘドラまでで逆に数的不利の状態で戦ったのは昭和最
終作であるメカゴジラの逆襲ぐらい。
逆にキングギドラの方が最初はゴジラ・ラドン・モスラの3体と続
いてゴジラ・ラドンと最後はゴジラ以下の地球怪獣10体相手に戦っ
ているのをみるとキングギドラの方が怪獣王的なのだ。
しかし70年代に入るとガイガンとメガロはタッグマッチになって
いるだけでなく、よくよく見ればゴジラ1体で相手の2体と戦ってい
る感が強かった。
昭和のプロレスのタッグマッチはエースのレスラーとやられ役の
タッグが主流で、特に猪木とのタッグ以前にジャイアント馬場と組
んでいた吉村道明は完全なやられやくという感じだったため悪役レ
スラー達の反則攻撃を受けて血だるまになるというのが定番だった。
ガイガンとメカゴジラではアンギラスがそのキャラでガイガンの
腹部カッターで顔を切り裂かれたり、ゴジラを演じていた?メカゴ
ジラに向かって行くものの顎を裂かれて逃走と悲惨な目に遭ってい
た。
またジェットジャガーやキングシーサーも幾らかは活躍するもの
の基本的に足手まとい状態になっており、実際にメカゴジラの逆襲
のOPに前作のシーンが流れるのだがキングシーサーが搭乗しなくて
も全く違和感がなかった。
つまり70年代のゴジラと組んで戦っていたアンギラスやジェット
ジャガーにキングシーサーらは、ガイガンやメガロにメカゴジラの
強さを際立たせるためのキャラでプロレスで言えば吉村道明のよう
な立ち位置だったという事だろう。
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