済美は安楽への依存度を軽減するべき

済美・安楽 センバツ絶望…愛媛大会初戦敗退(スポニチ) - goo ニュース

 来年の選抜高校野球の予選となっている秋期愛媛県大会で今年の選抜で
準優勝だった済美が初戦で西条に2-4で敗れ来年の選抜高校野球の出場が
絶望となった。

 今年の選抜準優勝投手の安楽智大が打たれただけでなく3回にピンチを
迎えたところで右肘の違和感を訴えて降板したらしいのだが、今年の選抜から
夏の甲子園に終了後のU18W杯とフル回転させたツケが回ってきている
感じが
する。


 週間ベースボールの夏の甲子園決算号で済美の上甲監督は‘夏に優勝したい’
と語っていたのだが、安楽は2年の時からエースで4番だったし
新チームに
なってからは主将も務めるようになり文字通りチームの大黒柱
となっているのを
見ると安楽のワンマンチーム度が上がった感じで こう
いうチーム作りをして夏の
甲子園で勝てるのだろうかと思う。


 春先は打者より投手の仕上がりが早いので春は投手力と言われるのに対し、
夏は打者の調子も上がるし暑さとタイトな予選のスケジュール
なども考慮すれば
投手力だけでは勝てないので総合力の勝負となる。


 それを考えれば安楽に おんぶに抱っこのチーム編成ではなく安楽抜きで勝てる
チーム作りをする方が夏に優勝する確率は上がるのに、時代の流れと
逆行する
ようなチーム編成には首を傾げざるを得ない。


 昨年の大阪桐蔭には藤浪以外にも立教で活躍している沢田という優れた2番手が
いたし、ダルビッシュを擁していた東北も真壁というチームが違えば
エースになれる
控え投手を準備しており21世紀の夏の優勝校で唯一エースが
4番を打った中京大
中京も堂林以外に森本がいた。


 つまりエースに万一の事があっても対処できる控え投手を準備するのが夏の
甲子園で優勝する絶対条件になっている。


 そんな時代の流れと逆行するように安楽への依存度を深めていく現在の済美の
スタイルでは夏の優勝は おろか、甲子園出場すら危ういのではないか
と考えて
しまう。

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