明日から大相撲春場所が始まる

琴奨菊「いつもと一緒が大事」=春場所、13日に初日―大相撲

 明日から大相撲春場所が始まる。

 初場所では大関の琴奨菊が日本出身力士として10年ぶりの優勝に
沸いた事から一気に‘綱取りへ’という期待感があるし、白鵬や日馬
富士らモンゴル勢の巻き返しもあるだろうから目が離せない。

 初場所で初優勝し結婚もするなど一躍時の人になった琴奨菊だが
逆に言えば祝賀行事で忙し過ぎた感が強いので調整は大丈夫か?と
いった不安があるし、先場所優勝するまでは優勝争いはおろか勝ち
越しに四苦八苦状態でカド番も何度か経験している事を考えると綱
取りのためには優勝だけでなく13勝から14勝あたりでの優勝が求
められる。

 先場所の優勝も前半を上手く乗り切って中日まで全勝で勢いが付
いたのが大きかったのだから少なくとも先場所同様 中日まで全勝と
いうのが横綱昇進への最低条件になるだろうが、先述したように多
忙だった状況から果たして先場所の勢いを維持できているかが問題
だろう。

 琴奨菊の優勝に触発されて‘永遠の日本人力士優勝候補’だった
稀勢の里が奮起するかというのも注目だが、仮に横綱になって長く
活躍できそうなのは むしろ稀勢の里ではあるものの活躍すると琴
奨菊の横綱昇進を阻むという結果になるので今場所は痛し痒しでは
ないか。

 個人的には今場所の優勝候補筆頭は白鵬と思うものの、かつての
絶対王者的な強さに翳りが見え始めているのが気になる。

 つまり序盤は好調だが終盤の残り4日間あたりで息切れしたかの
ように失速というパターンが過去2場所続いており、それが原因で
優勝を逃しているのだから どう立て直せるか。

 他のモンゴル勢の上位力士達を見ると横綱の日馬富士や鶴竜に、
大関の照ノ富士あたりはケガ持ちで特に照ノ富士は休場明けという
不安点もあるので消去法からすれば白鵬を優勝候補筆頭に上げたく
なるわけだ。

 とはいえ先述したように白鵬は終盤崩れる傾向が強いので琴奨菊
の連続優勝=横綱昇進を願うならば何としても中日までは最低でも
全勝するというのが条件になるし、そうなれば周囲も一気に綱取り
へのムードが高まって勢いに乗れるのではないかと思うのだ。

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