宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

2008年に向けて

2007年12月31日 | Weblog
毎年十二月になると、一部の雑誌などで「来年の予言・占い」
といったものを必ず目にしますが、一方その一年が過ぎて
それらの占いや予言が的中していたかを検証される機会は、
ネット上でのごく一部を除いてまず見られません。

2008年の予言としては、「2036年の未来からやってきたジョン・
タイター」
のものとして、アメリカ全土内戦状態突入とか、平成
関東大震災といった的中して欲しくないものもありますが、
この場合はその前の「2006年 アメリカ国内で暴動勃発 」
「2007年 中華人民共和国 内陸部で暴動勃発」が外れて
いるので、有名なものの中では信憑性が低い方に入るのでは
ないかと、個人的に思います。

現在手元にある85年の雑誌で、「あのジーン・ディクソンも顔負け
予言の的中率自称85%」というニューヨークのモリス・フォンテという
人物の85年の予言というものが紹介されています。
検証してみますと…

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(85年の動向について)

「核戦争は起こらない」

「50年代のロックスターであるリトル・リチャードが再デビュー
して成功する」

「マイケル・ジャクソンはシカゴ出身のスターと結婚するが、
三年と続かず離婚する。
だけどまたすぐに再婚する」

「英国のダイアナ妃には3人目の男児をもうける」

「ジョン・レノンの長男のジュリアンが爆発的な人気歌手になる。
まず日本で成功し、それからアメリカに上陸するだろう」

「マルコス大統領の悪政が終焉を迎える」

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確かに現在から見ると85年に核戦争は勃発しませんでしたが、
マルコスが失脚したのは86年で、またリトル・リチャードがロックの
殿堂入りしたのも86年で、時間的にはずれており、またマイコーと
ダイアナ妃、ジュリアンに関しては完全に外れており、テレビ出演に
忙しかったというこの「商業的な予言者」の予言もこんなものかな、と
思いました。

雑誌などのメディアに華々しく登場する商業的な臭いのする「予言」
というものに頼り過ぎてしまうのはやはり危険な事かもしれません。


今年一年、訪問下さいました皆様に感謝致します。
皆様、どうぞよい御年を御迎え下さい。


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「百人一首と元旦」

2007年12月30日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。
画像は「マイバースデイの妖精シリーズ後半編」の、
フェアリーランドの王妃ティタニアです。)

某書からです。
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昔々のお話しです。
ある村では毎年、雨の季節になると河が氾濫し、橋が
流されていました。
その度に橋は造りかえられましたが、雨が降るとまたもや
壊れてしまうのです。
村人達は幾度となく繰り返される橋造りに疲れ果てていました。

ある日のこと、その村へ旅の途中の魔法使いが通りかかり
ました。

「あなたの魔法の力で大洪水にも壊れない橋を造って下さい!」

村人の熱心な願いを魔法使いは承諾し、一瞬のうちに立派な
橋を造ってくれたのです。

「この橋は魔法の力を借りて造った橋なんじゃよ。
この魔法を永久に残すには、村の皆が力を合わせて、橋の
両脇に支え柱を造らなければならない。
そうすれば、魔法は消えないよ。」

魔法使いはそういい残して、その村を去りました。

「さあ、これでもう大丈夫。
こんな立派な橋が造れるなんて、魔法の力はすごい!」

村人達は大喜び。
魔法使いが言い残した、支え柱を造る事などすっかり忘れて
しまったのです。

さて、それからしばらく経ったある日、またもや大雨が村を
襲いました。
あの魔法の橋はどうなったでしょう。
翌朝村人が見に行くと、橋は跡形もなく流されてしまっていました。

「あの時、魔法使いが言ったように、支え柱を造っておけば
よかった……」

魔法で叶えられた願いは、人の地道な努力があってこそ確かな
ものとなるのです。

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この話は個人的にも少し考えさせられる所がありました。
現在は出来るだけ効率的で、更に容易な方法で願望を
達成しようという向きが少なからず見られますが、「人間の
地道な努力の必要」はどんな時も、絶対に忘れてはならないものと
思います。

「魔法」に関連しますが、元旦に百人一首の札を一枚抜き出して、
それが幸せな恋歌であれば新しい恋に出会えるなどの言い伝えが
地方によってあるようです。

更に古来からある「恋馬垣」という女性用のおまじないで、
元旦に百人一首の中から自分の好きな姫札を選び、その周りを
4本の爪楊枝で四角く囲み、その上下左右に自分の好きな
公達札を計四枚置き、それを1月7日までそのままにしておくと
その年はモテモテになるというものも伝えられています。


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「おせち料理で知る」

2007年12月29日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

80年代末に出版された少女向け本の中に、「おせちで
初占い」というものが掲載されていました。
いずれもいかにも少女向けのたわいのないものですが、
一種の遊びとして楽しいかもしれないと思いました。

わたくし自身はしばらく「おせち料理」というものを口にして
いないので、「おせち料理」と言えば懐かしくさえ感じてしまいます。

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【お餅でわかるお年玉】
元日の朝、お餅を焼いた時にどこから膨らんだかで、その年の
お年玉がどのくらいかわかります。

右側から膨らんだ時:グーンとアップ
左側から膨らんだ時:ダウンしそう
真ん中から膨らんだ時:去年と同じくらい。

【恋愛がわかる紅白かまぼこ】
白いかまぼこから食べる人は片思い中、紅いかまぼこ
から食べる人は両思い。


【一口目はなーに?】
お雑煮を食べる時、何から食べるかで、その人が
大切に思っている人がわかりますよ。

かまぼこ:子供
青菜:両親
おつゆを飲む:恋人
お餅:自分自身


【黒豆は片思いのしるし】
黒豆をスプーンですくって食べましょう。
スプーンの上に幾つ載ってる?
その数があなたの片思いの数になるの。
もし5個だったら、5回片思いになるってこと。
欲張る人は片思いが多い?

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「三宝を供養し 無量の功徳を得る」

2007年12月28日 | Weblog










三宝の像(祭壇)の前で 五体投地して拝してから誦す。

「オン・バサラ・コツ。」

浄水や飲食を並べて

右手の親指と人差し指の先同士を合わせて
残りの指を伸ばして 21遍誦す。

「ラン。」


再び21遍誦す。

「ナモ・サバタッタガタ・バロキテイ
オン・サンバラ・サンバラ・ウン。」


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灯明や香や衣 音楽などを捧げる場合は
金剛合掌をして 両手を頭上に持ち上げて
「オン。」を21遍誦す。

もし 供養する為の飲食や香などがない場合、
この作法を行うのみで
諸仏に種々の飲食や香や灯などを捧げて供養したのと同じくなるとされ
もし 供物を捧げた場合は それが無数に増えるとされる。
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「熱田神宮と楊貴妃」

2007年12月27日 | Weblog





(楊貴妃)


熱田神宮には 楊貴妃の墓の一部であったとされる石があり、
大陸には このような話しもあるようです。

以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。

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中国の都市伝説。

正直爺さんが山に芝刈りに出ると、朽ち果てたお墓を見つけた。
爺さんは、これりゃあ可愛そうだとお墓をお掃除して、
お弁当用に持ってきた饅頭をお供えしてあげた。

その夜、爺さんが寝ていると、枕元にこの世のものとは思えない美しい女性が立った。
爺さんが不審に思って誰だと聞いてみると「妃(ひ)です。
お墓をお掃除してくれたお礼に一晩お相手致します」と言って服を脱ぎ始め、
めくるめく快楽の世界を爺さんに与えた。

去り際に、女性は、玄宗皇帝よりお爺様の方が良かったと言い残した。
どうやら女性は楊貴妃だったらしい。

その後、その話を聞きつけた隣の偏屈爺さんは、
自分もそのおいしい思いをしたいと、毎日山に入って墓を探しまわった。
そしてやっと朽ちた墓を一つ見つけ、しめしめと掃除をして帰った。

その夜・・・偏屈持参の枕元に筋骨隆々の髭面の男が立った。
偏屈爺さんが恐る恐る誰だと聞いてみると
「飛(ひ)だ。俺の墓を掃除してくれたお礼に一晩可愛がってやるぜ」と言って服を脱ぎ始めた。

偏屈爺さんは盛り上がる筋肉に抱かれ、アッー!な事になった。
それ以来、山で墓を見かけてもだれも掃除するものはいなくなった。

※中国でも妃(fei)と飛(fei)は同じ音です。

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「伊邪那岐命の聖号」

2007年12月26日 | Weblog






(  `m´) 「…葛公が 丹結成の修業に入る時に
          玉皇(伊邪那岐命)の聖号を
          毎日1万遍誦し そして成道したという記録があります。」



(  `m´) 「…こちらは 玉皇(伊邪那岐命)の聖号の1つで
          誦す事で 功果が得られます。」


「太上開天執符(たいじょうかいてんしつふ)
御暦含眞体道(ぎょれきがんしんたいどう)
金闕雲宮(きんけつうんきゅう)
九穹御暦(きゅうきゅうぎょれき)
万道無為(まんんどうむい)
大通明殿(だいつうみょうでん)
昊天(こうてん)
金闕至尊(きんけつしそん)
玉皇赦罪大天尊(ぎょくこうしゃざいだいてんそん)
玄穹高上帝(げんきゅうこうじょうてい)。」
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「勢至菩薩を拝する」

2007年12月25日 | Weblog




(画像は仏舎利で 写真でも目にする事によって功徳が得られるとされます。)



(勢至菩薩=天照大御神の天魂)


「円光百二(えんこうひゃくに)
面面玲瓏(めんめんれいろう)
五百華台影現中(ごひゃくけだいえいげんちゅう)
念仏証円通(ねんぶつしょうえんつう)
摂受無窮(しょうじゅむきゅう)
万衆仰慈風(ばんしゅうぎょうじふう)
南無(なむ)
大勢至菩薩摩訶薩(だいせいしぼさつまかさつ)
摩訶般若波羅密(まかはんにゃはらみつ)。」
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妖精のための「コーヒー豆のサークル」

2007年12月24日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

紙や丸皿の上にコーヒー豆で画像のようなサークルを
作り、四角く切った三つのチーズを三方に配置した
ものを、場所はどこでも良いので夜にセットし、朝に
崩す事を2回以上行うと、小妖精と友達になる事が
出来、その人が困っている時にはやって来て力づけて
くれる、という事が昔のマイバースデイの妖精シリーズで
紹介されていました。

これを読み直して懐かしさからどうしても作りたくなり、本日
作ってしまいました。

しかしこの「コーヒー豆とチーズのサークル」が、単純にこの
著者の創作であり何の根拠もないかと言えばそうではなく、
「妖精が豆類や乳製品を好む」という事は定説になっているようで、
他の妖精研究者は、妖精は豪勢な食べ物などは全く喜ばず、
「どんぶり一杯の豆」を夜間に置いておくと妖精がやって来る、
といった事を紹介されたりもしています。

以下は鏡リュウジ氏の本からです。

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妖精たちが願い事を叶えてくれる フェアリー・ヨーグルト

(用意するもの)
ヨーグルト、チーズ、小さなお皿

妖精はヨーグルトやチーズが大好きなんだ。
あなたがラッキーなハプニングを呼び込みたいと思ったら、
ヨーグルトやチーズを使って妖精にお願いするといいよ。

やり方はとても簡単。
夜寝る前に、小皿やキャンディーの空き缶などに、ヨーグルトならティー
スプーン一杯、チーズなら1センチくらいの一かけらを入れて、窓辺に
置こう。
そして窓の外に向かって右手を胸に当て、願い事を小さな声で
つぶやくんだ。
これで準備完了。

あなたが寝ている間に妖精たちは、あなたがくれたヨーグルトや
チーズを食べにやってくる。
その御礼に妖精たちは、願いを叶えるための手助けをしてくれるんだ。
ただし妖精たちが食べるのは、食べ物のエッセンスだけ。
だから次の朝見ても、食べたのかどうかわからないんだって。
不思議だね。

妖精のために用意したヨーグルトやチーズは、朝になったら
すぐに片付けてしまおう。

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いずれも80年代、90年代の女子学生を対象にした本からです。
今の女子学生は、こうした事には関心が薄いかな?と思ったりも
します。
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「私達のクリスマスの祈り」

2007年12月23日 | Weblog


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「全ての賜物の神よ、この日あらゆる方法で私達を祝福下さい
ました事に感謝致します。
私達と、この日私達と共にいない愛する者達を祝福して下さい。

感謝と愛のうちに、私達はあなたがへりくだって私達の生命の
うちに下って御誕生になった事を思い、満ち足りない人々のために
祈ります。
私達はあなたが馬小屋にお生まれになった事を思い、生きるための
場所がない人々のために祈ります。
私達はあなたの心遣いと贈り物の伝達を思い、家庭と世界の国々の
平和を祈ります。

このクリスマスの日、そしていつも私達の心にいのちをもたらされる
聖霊の賜物に感謝致します。 アーメン。」

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車輪の回転する日

2007年12月22日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

本年は今日が冬至で、クリスマスの起源もキリストの降誕
ではなく、この冬至を祝う異教の習慣が転じたものという
事が定説となっていますが、世界の様々な地でこの「冬至」を
祝う習慣や、特別にする感性があった事を、個人的に興味
深く感じています。

児童書になりますが、「魔女マリーナの魔法のおまじない」と
いう本があり、そこでは魔女志願者の女の子達のために、
この日の祝い方が書かれていました。

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一年で昼が一番短く夜が長い冬至の日です。
天界の車輪が回転する時です。
この日から、少しずつ日が長くなります。
この日を祝って木に飾りをつけましょう。

<方法>

木の飾りは、つまらない子供だましの品物を買わないように
しましょう。
自分で赤いリボンを蝶結びにします。
ビスケットを月、星、渦巻きなどの形に焼いて、その後金色・
銀色に塗ります。
貝殻や鈴は紐に通して、木の枝に下げましょう。

このためわざわざ木を購入したり、切ったりする必要はあり
ません。
でも、特に庭のある人はかっこいい木を一本選び出しましょう。

窓辺にはキャンドルを一本灯しましょう。
お部屋は西洋ヒイラギで飾ります。
そうそう、一番大きな星は木の一番上に飾りましょうね。
星は、つまり太陽なのですから。
ただ、私達の住んでいる地球から遠い所にあるだけなのです。

皆で星や月に関係したデザインのコスチュームを着て、
パーティーを催しましょう。


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この魔女マリーナは英国人で、言葉の表現や発想が少々日本の
文化と合わないようにも感じますが、この日を意識する事は
大切な事ではないかとも感じます。

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