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アジア諸国の経済成長の速さとそれ以上に加速する食欲に
取り巻かれて、日本は1950年代の耐乏生活時の水準にまで
戻らなければならないほどの食糧危機に見舞われる可能性が
あると、日本政府関係者は考えていると6月10日付け
「ザ・オーストラリアン・ニュース」は東京発のニュース
として報道した。
その政府関係者が発する警告によれば、中国の台頭とますます
熾烈になる農産品をめぐる国際競争の結果、日本は今後10年
以内に豊かでバラエティーに富んだ現在の食生活を大幅に節減
せざるを得なくなるだろうという。食糧輸入が削減されれば、
白米、漬物、大根の味噌汁、それにいわしといった簡素な
食生活が常態なるかも知れない。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid
__2104009/detail?rd
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丁度バブル経済の只中から、環境破壊問題などがテレビなどで
少しずつ取り上げられ始めた様に思います。
そうした時に、将来予測される食糧難に備えるという半分は冗談の
企画の中で、昆虫入りの飴などをアナウンサーが口にして視聴者の
笑いを誘う内容の番組がありました。
しかしそれはニュース番組の中での一つの話題提供のためであり、
また当時は現在大衆文化の中に定着しているグルメ志向が発展し
つつあった時期であり、そうした報道などがあってさえ、それに
真剣に向き合おうとする流れは殆ど見られませんでした。
昨日上記の報道がありましたが、人々に対し10年後と言えば
実感がわかなく、永遠にそうした可能性がない様にさえ感じられて
しまいます。
そうした可能性が実現しない事を祈りますが、現在は日本でも
しばしば食事に対する感謝が完全に忘れられている例などが報告
されています。
以前目にした事がありますが、レストランから出される全ゴミの
半分は先刻まで皿に載っていた食べ物でありました。
人々が食事や食料というものに対し真剣に向き合ってあらゆる面から
考慮しなければ、この報道の内容の実現の可能性は高まる様に思います。