「弥勒大成仏経」を一部でも聴いたり 読誦したり
礼拝を捧げたりする事で 一切の業障や
報障や煩悩障が破られ
弥勒と賢劫千仏を目の当たりとする事になり
三種の菩提随願の成就などが 得られるとされます。
以下 「弥勒大成仏経」の一部です。
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「爾時(にじ)
世尊次第乞食(せそんしだいこつじき)
将諸比丘還至本処入深禅定〔しょしょびくげんしほんしょにゅうじんぜんじょう)
七日七夜寂然不動(しちじつしちやじゃくねんふどう)
弥勒仏弟子色如天色(みろくぶつでししきにょてんしき)
普皆端正厭生老病死(ふかいたんせいえんしょうろうびょうし)
多聞広学守護法蔵行於禅定(たもんこうがくしゅごほうぞうぎょうおぜんじょう)
得離諸欲如鳥出(とくりしょよくにょちょうしゅつ)
爾時(にじ)
釈提桓因(しゃくだいこういん)
与欲界諸天子(よよくかいしょてんし)
歓喜踊躍(かんきとうやく)
復説偈言(ぶぜげごん)
世間所帰大導師 (せけんしょきだいどうし)
慧眼明浄見十方 (けいげんみょうじょうけんじっぽう)
智力功徳勝諸天 (ちりきくどくしょうしょてん)
名義具足福衆生(みょうぎぐそくふくしゅじょう)
願為我等群萌類(がんいがとうぐんもうるい)
将諸弟子詣彼山 (しょうしょでしけいひざん)
供養無悩釈迦師 (くようむのうしゃかし)
頭陀第一大弟子 (ずだだいいちだいでし)
我等応得見(がとうおうとくけん)
過仏所著袈裟聞遺法 (かぶっそじゃくけさもんいほう)
懺悔前身濁悪劫 (ざんげぜんしんだくあくごう)
不善悪業得清浄(ふぜんあくごうとくしょうじょう)
爾時(にじ)
弥勒仏(みろくぶつ)
与娑婆世界前身剛強(よしゃばせかいぜんしんごうきょう)
衆生及諸大弟子(しゅじょうきゅうしょだいでし)
倶往耆闍崛山到山下已(ぐじゅうぎじゃくっせんとうざんげい)
安詳徐歩登狼跡山(あんしょうじょふとうろうしゃくざん)
到山頂已挙足大指躡於山根(とうざんちょういきょそくだいしにょうおさんこん)
是時(ぜじ)
大地十八相動既至山頂(だいちじうはちそうどうきしさんちょう)
弥勒以手両向擘山(みろくにしゅりょうこうびゃくさん)
如転輪王開大城門(にょてんりんのうかいだいじょうもん)
爾時(にじ)
梵王持天香油灌(ぼんのうじてんこうゆかん)
摩訶迦葉頂(まかかしょうちょう)
油灌身已撃大揵椎(ゆかんしんいげきだいけんすい)
吹大法蠡(すいだいほうれい)
摩訶迦葉即従滅尽定覚(まかかしょうそくじゅうめつじんじょうかく)
斎整衣服偏袒右肩(さいせいえふくへんたんうけん)
右膝著地長跪合掌(うしつじゃくちちょうきがっしょう)
持釈迦牟尼仏僧迦梨(じしゃかむにぶつそうかり)
授与弥勒而作是言(じゅよみろくにさぜごん)
大師釈迦牟尼多陀阿伽度(だいししゃかむにただあかど)
阿羅訶三藐三仏陀(あらかさんみゃくさんぶっだ)
臨涅槃時以此法衣付囑於我(りんねはんじにしほうえふぞくおが)
令奉世尊(りょうぶせそん)
時諸大衆各白仏言(じしょたいしゅかくびゃくぶつごん)
云何今日此山頂上有人頭虫(うんかこんじつしさんちょうじょううにんずちゅう)
短小醜陋著沙門服(たんしょうしゅうろうじゃくしゃもんふく)
而能礼拝恭敬世尊(にのうらいはいきょうけいせそん)
時弥勒仏(じみろくぶつ)
訶諸大弟子莫軽此人(かしょだいでしまくけいしにん)
而説偈言(にせつげごん)
孔雀有好色 (くじゃくうこうしき)
鷹鶻鷂所食 (おうこつようしょじき)
白象無量力 (びゃくぞうむりょうりき)
師子子雖小 (しししすいしょう)
撮食如塵土 (さつじきにょじんど)
大龍身無量 (たいるうしんむりょう)
金翅鳥所搏 (こんじちょうしょはく)
人身雖長大 (にんしんすいちょうだい)
肥白端正好 (はびゃくたんしょうこう)
七宝瓶盛糞(しっぽうへいじょうふん)
汚穢不可堪 (おわいふかかん)
此人雖短小 (しにんすいたんしょう)
智慧如練金 (ちえにょれんきん)
煩悩習久尽(ぼんのうしゅうくじん)
生死苦無余(しょうじくむよ)
護法故住此 (ごほうこじゅうし)
常行頭陀事 (じょうぎょうずだじ)
天人中最勝(てんにんちゅうさいしょう)
苦行無与等(くぎょうむよとう)
牟尼両足尊 (むにりょうそくそん)
遣来至我所 (けんらいしがしょ)
汝等当一心 (にょとうとういっしん)
合掌恭敬礼(がっしょうきょうけいらい)。」