「大乗宝雲経」の経文の わずか16文字でも誦したり 聞いたり
書写したり 他人に教えたり
または 「大乗宝雲経」に灯明や 香などを捧げて供養する事で
無量無辺の福が得られるとされます。
以下 「大乗宝雲経」の一部です。
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「我今云何能得供養承事如来(がこんうんかのうとくくようしょうじにょらい)
作是思惟心心不絶(さくぜしいしんしんふぜつ)
思諸供具願得供養承事三宝(ししょくぐがんとくくようしょうじさんぽう)
此則能得満足(しそくのうとくまんぞく)
六波羅蜜行(ろっぱらみつぎょう)
於一念中運供養心捨於所重(おいちねんちゅううんくようしんしゃおしょじゅう)
是檀波羅蜜(ぜだんはらみつ)
運供養心縁諸衆生而発是心(うんくようしねんしょしゅじょうじほつぜしん)
是戒波羅蜜(ぜかいはらみつ)
於是心中而坐安楽(おぜしんちゅうじざあんらく)
是忍波羅蜜(ぜにんはらみつ)
於是心中無有疲倦(おぜしんちゅうむうひけん)
是精進波羅蜜(ぜしょうじんはらみつ)
於是心中不散不動(おぜしんちゅうふさんふどう)
是禅波羅蜜(ぜぜんはらみつ)
於是心中而思種種供養之具(おぜしんちゅうじししゅじゅくようしぐ)
是般若波羅蜜(ぜはんにゃはらみつ)
如是菩薩供養(にょぜぼさつくよう)
承事善解方便(しょうじぜんげほうべん)
善男子(ぜんなんし)
菩薩具是十供養(ぼさつぐぜじっくよう)
善解方便波羅蜜具足(ぜんげほうべんはらみつぐそく)
善男子(ぜんなんし)
菩薩摩訶薩(ぼさつまかさつ)
具足十法願波羅蜜具足(ぐそくじっぽうがんはらみつぐそく)
何者為十(かしゃいじゅう)
一者無下劣願(いっしゃむげれつがん)
二者無怯弱願(にしゃむきょじゃくがん)
三者為度脱利益一切衆生願(さんしゃどだつりやくいっさいしゅじょうがん)
四者称歎一切諸仏功徳願(ししゃしょうたんいっさいしょぶつくどくがん)
五者降伏一切魔怨願(ごしゃごうぶくいっさいまえんがん)
六者不由因信他願(ろくしゃふゆういんしんたがん)
七者無辺際願(しちしゃむへんさいがん)
八者無怖畏願(はっしゃむふいがん)
九者無疲倦願(きゅうしゃむひけんがん)
十者究竟円満清浄諸願(じっしゃくきょうえんまんしょうじょうしょがん)
善男子(ぜんなんし)
云何菩薩無下劣願(うんかぼさつ
菩薩摩訶薩(ぼさつまかさつ)
不楽受於三有之楽(ふらくじゅおさんうしらく)
而発誓願(じほつせいがん)
是名菩薩無下劣願(ぜみょうぼさつむげれつがん)
善男子(ぜんなんし)
云何菩薩無怯弱願(うんかぼさつ
菩薩摩訶薩発弘誓願(ぼさつまかさつほつこうせいがん)
不求遠離出於(ふぐおんりしゅつお)
三界而自取証(さんかいじじしゅしょう)
是名菩薩無怯弱願(ぜみょうぼさつむきょじゃくがん)
善男子(ぜんなんし)
云何菩薩救済利益一切衆生願(うんかぼさつ
菩薩摩訶薩作如是願(ぼさつまかさつにょぜがん)
諸衆生界窮未来際(しょしゅじょうかいきゅうみらいさい)
先令尽得無余涅槃(せんれいじんとくむよねはん)
然後我乃於仏涅槃而般涅槃(ねんごがだいおぶつねはんじはんねはん)
是名菩薩救済利益一切衆生願(ぜみょうぼさつきゅうさいりやくいっさいしゅじょうがん)
善男子(ぜんなんし)
云何菩薩称歎一切仏功徳願(うんかぼさつしょうたにっさいぶつくどくがん)
菩薩摩訶薩作如是願(ぼさつまかさつにょぜがん)
若有衆生(にゃくうしゅじょう)
於其未発菩薩心者教化令発(おごみほつぼさつしんしゃきょうかれいほつ)
已発心者次第令行諸菩薩行(いほっしんしゃしだいれいぎょうしょぼさつぎょう)
已修行者令坐道場(いしゅぎょうしゃれいざどうじょう)
我設供養請転法輪(がせつくようせいてんぼうりん)
請住世間利益衆生莫般涅槃(せいじゅうせけんりやくしゅじょうばくはんねはん)
是名菩薩称歎一切諸仏功徳願(ぜみょうぼさつ
善男子(ぜんなんし)
云何菩薩降伏一切諸魔怨願(うんかぼさつ
菩薩摩訶薩作如是願(ぼさつまかさつにょぜがん)
我今応作如是等事(がこんおうさくにょぜとうじ)
得成阿耨多羅三藐三菩提已(とくじょうあのくたらさんみゃくさんぼだいい)
是我刹土不聞魔名(ぜがせつどふもんまみょう)
一切魔民不生我国(いっさいまみんふしょうがこく)
是名菩薩降伏一切魔怨願(ぜみょうぼさつごうぶくいっさいまえんがん)
善男子(ぜんなんし)
云何菩薩不由信他願(うんかぼさつふゆうしんたがん)
菩薩摩訶薩不信他故(ぼさつまかさつふしんたこ)
願得成就(がんとくじょうじゅ)
阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)
何以故(かじこ)
以智慧故作是思惟(にちえこさくぜしい)
此衆生界滞生死苦無救無護(ししゅじょうかいたいしょうじくむきゅうむご)
為救護故(いきゅうごこ)
発阿耨多羅三藐三菩提願(ほつあのくたらさんみゃくさんぼだいがん)
是名菩薩不由信他願(ぜみょうぼさつふゆうしんたがん)
善男子(ぜんなんし)
云何菩薩無辺願(うんかぼさつむへんがん)
菩薩発願無有斎限行無執著(ぼさつほつがんむうさいげんぎょうむしゅうじゃく)
是故菩薩偏袒右肩右膝著地(ぜこぼさつへんたんうけんうしつちゃくち)
至心勧請(ししんかんじょう)
観於十方一切世界(かんおじっぽういっさいせかい)
有諸菩薩坐於道場(うしょぼさつざおどうじょう)
有諸菩薩於十方界而成等覚(うしょぼさつおじっぽうかいじじょうとうかく)
請転法輪(せいてんぽうりん)
随諸衆生根性不同而善憶念(ずいしょしゅじょうこんじょうふどうじぜんおくねん)
凡是諸仏所説法要皆悉信解(梵ぜしょぶつしょせっぽうようかいしつしんげ)
如是信解而随喜之(にょぜしんげじずいきし)
作随喜已回向(さくずいきいえこう)
阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)
是名菩薩無辺願具足(ぜみょうぼさつむへんがんぐそく)。」