右足で股間を圧し
左足を上に載せるような形で座し
左右の手でそれぞれ 親指と中指の先を付けて輪を作り
残りの指を伸ばす。
自己の頭上より 金光が降り注がれる様子を観じつつ
「金光呪」を心の中で 声に出さずに
3遍か9遍か21遍誦す。
「天地玄宗(てんちげんしゅう) 万気本根(ばんきほんこん)
広修万劫(こうしゅうばんこう) 証我神通(しょうがじんつう)
三界内外(さんがいないがい) 惟道独尊(いどうどくそん)
体有金光(たいゆうきんこう) 覆映吾身(ふくえいごしん)
視之不見(ししふけん) 聴之不聞(ちょうしふぶん)
包羅天地(ほうらてんち) 養育群生(よういくぐんせい)
誦経万遍(しょうきょうばんへん) 身有光明(しんゆうこうみょう)
三界侍衛(さんがいじえい) 五帝司迎(ごていしげい)
万神朝礼(ばんしんちょうらい) 役使雷霆(やくしらいてい)
鬼妖喪胆(きようそうたん) 精怪忘形(せいかいぼうけい)
内有霹靂(ないゆうへきれき) 雷神隠名(らいじんおんみょう)
洞慧交徹(どうけいこうてつ) 五気騰騰(ごきとうとう)
金光速現(きんこうそくげん) 覆護眞人(ふくごしんじん)
急々如律令敕(きゅうきゅうにょりつれいちょく)。」
「金光速現(きんこうそくげん)」の部分で
中指を弾くようにして
「覆護眞人(ふくごしんじん)」の部分で 中指を戻すようにする。
修法を終える時には
両手を胸の前に 持ち上げ
左右の手でそれぞれ 親指と中指と薬指の先を付けて 輪を作り
左右の 人差し指と小指の先同士を付けて合わせるが、
輪になっている部分は 左右の手で触れ合わないようにする。
「ヒンドゥー体系における月相と加持」
(バガマニリ女神のヤントラ)
ヒンドゥー体系においても
満ちる月・満月・欠ける月の三相や
毎日の月相を それぞれ司る女神が存在し、
それらの月相を司る女神の加持を受ける事が重要であるとされています。
8月27日は 新月より27日目で
この日は バガマニリ女神の司る日であり、
このマントラを誦します。
★「アイム・フリム・シュリム・アム・アイム・バガブゲ・バギニ
バゴダリ・バガマレ(Lの発音)・バガヴァヘ・バガグヒェ
バガヨニ・バガニパトニ・サルヴァ・バガヴァシャンカリ
バガルペ・ニトヤクリ(Lの発音)ンネ・バガスヴァルペ・サルヴァニ
バガニメ・ヒャナヤ・ヴァラデ・レテ・スレテ・バガクリ(Lの発音)ンネ
クリ(Lの発音)ンナドラヴェ・クレ(Lの発音)ダヤ・ドラヴァヤ・アモゲ
バガヴィッチェ・クシュバ・クショバヤ・サルヴァ・サットヴァン・バゴダリ
アイム・ブルム・(Lの発音)・ジェム・ブル(Lの発音)ム・ベム・ブルム
モム・ブル(Lの発音)ム・ヘム・クリ(Lの発音)ンネ・サルヴァニ
バガニメ・ヴァシャマナヤ・ストリム・ハラ・ブレ(Lの発音)ム・フリム
アム・バガマリ(Lの発音)ニ・ニトヤ・シュリ・パドゥカム・プジャヤミ
トラパヤミ・ナマハ。」
「供物を捧げて 玄胎結成の加持を受ける」
グル・リンポチェか その他の仏像や菩薩の図画の前に
供物を捧げて誦します。
「オン・アー・ウン
現之供物器顱蓋(げんしくもつきろかい)
三有供品五妙欲(さんうくぼんごみょうよく)
現有本覚庄厳供(げんうほんかくしょうごんく)
二取妄念法界懺(にしゅもうねんほうかいざん)
輪涅三身界中証(りんねさんしんかいちゅうしょう)
無迷元始界中解(むめいげんしかいちゅうげ)
任運四相得現前(にんうんしそうとくげんぜん)
大遷虹身願成就(だいせんこうしんがんじょうじゅ)。」