私の住んでるエリアで繁殖するオオタカには、「里山型」と「都市型」の2つのタイプがいると考えている。
「里山型」は、昔から残っている比較的広い里山環境をテリトリーとするタカで、前期繁殖終了後、♂は10月頃からテリトリーに現れテリトリー内で暮らす様になる。 11月頃♀が現れ、徐々に定着すると共に、年末頃から求愛→巣作→交尾等のペア行動により絆を深めて行き繁殖する。 いわゆるオオタカ本来の生活を営むタカである。
「都市型」は、住宅街に残る緑地や森をテリトリーとするタカで、営巣木は一箇所に決まっており、♂♀が2月頃何の前触れもなく現れ、一気に繁殖行動を開始するタカである。
このタイプのタカは、人の生活に近いため、人の生活による騒音や立入などの影響を受けやすく、繁殖の成功率が低く安定していない。
最近はこの「都市型」のタカが増えているような気がする。 なので繁殖場所は増えているようなのであるが、全体的な繁殖成功率は安定せず、下がっているような気がするのである。
いずれにしろ、今後オオタカの行動などがどう変化していくのか、観察そして写真記録を将来のために残して行きたいと思うのである・・・。
なお、冬季を狩場ですごす「越冬ダカ」は、同じオオタカであるが、生活行動を基準とすると「営巣ダカ」とは別分類に考えている。
注)私は保護団体や研究者ではないので、上記のような考察は撮影上観察を続けた結果の、あくまでも個人的な考えである。
営巣地に現れた営巣ダカ。