『里山オオタカ物語』作成のため十数年間オオタカを追い続けてきたが、本には書いていない撮影上の苦労、失敗、嬉しさ、などなどを何回かに分け記載しようと思う。 撮影の参考になればと思う。
まず、撮影シーンで一番苦労したのは、意外にもペアのディスプレーフライトである。 以前より12月~2月頃、2羽で優雅に弧を描いたりするのをたびたび見てはいたのだが、2羽を1枚の画角に収めることがなかなか出来ず、まあそのうち撮れるだろうと軽く考えていた。
しかしながら、理由は分からないが、何時からかペアはディスプレーフライトをしなくなったのだ。 色々な場所に行ったが見られない。 このシーンが無いと物語は始まらない。 どうしても写真集に入れたいので焦った。
そういえば、ディスプレーだけではなく、空を飛ぶ姿も10年位前に比べると、あまり見られなくなったように感じる。 人からの圧力を避けるためか、隠密行動が進化したように感じる。 越冬地ではよく見られるかもしれないが、営巣地ではそう簡単に見ることが出来なくなった。
なので、とにかく撮れる時は、沢山撮る。 無駄だと思っても撮る。 いつ見られなくなるか本当に分からないからである。 チャンスがいつでもあると思ってはいけない様である・・・・。
ようやく撮れた1枚。